LA郡コロナ死者数、黒人とラテン系男性が圧倒的多数、低いワクチン接種率も原因

【ロサンゼルス13日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は13日、新型コロナウイルスで死亡する黒人とラテン系の男性の割合が、女性に比べて圧倒的に高いと発表した。ワクチン接種率が極端に低いことも原因とした。

 

郡内のコロナ死者数は、男性の数が女性の倍近くで、男性の場合は10万人中289人が死亡、女性の場合は153人が死亡している割合。

 

黒人とラテン系の男性のコロナ死亡率は、アジア系と白人の男性に比べて圧倒的に高く、男性10万人中の死亡者数割合は、黒人で267人、ラテン系で490人。このラテン系の死者数は、アジア系男性のおよそ2.5倍、白人男性の3倍以上になっている。

 

ロサンゼルス郡内では、ワクチン接種などのおかげでコロナ死亡率が減少したが、4月4日の時点で、少なくとも一回のワクチン接種を終えた男性は30%のみで、女性の44%を下回っている。少なくとも一回のワクチン接種を終えた黒人男性は19%、ラテン系男性は17%で、アジア系男性の35%、白人男性の32%を下回っている。

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