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「演じる」と「書く」の両方
1月23日号に掲載させて頂いた『世界に伝えたい!「日本のアイドル」』の記事に対して、日本・アメリカの両方にお住まいの方からたくさんのリアクションを頂きました。脚本を書いて演じたい作品に対してのたくさんのあたたかい応援のお言葉、本当にありがとうございました!
その中で、「演じるのは辞めてしまったの?」というコメントを複数頂いたので、私が将来挑戦してみたい映画との関わり方について、今日は書かせて頂こうと思っています。
実は、2024年に公開された映画「しあわせなんて、なければいいのに。」で初めて長編映画の主演と脚本を務めさせて頂いて以降、アメリカの小規模な短編映画や舞台作品などで、同じく主演と脚本を担当させて頂く機会が何度かありました。とても勉強になり、大好きな仲間と作品作りをするのは楽しかったのですが、本当に書きたいと思う作品のタネに出会うまでは、少しそのような関わり方はお休みしようと決めていました。理由は、アメリカには俳優として成長・活躍したいという思いで来たことと、私が今書ける脚本は、どうしても主人公が自分と重なってしまい、他の登場人物を明確に思い描けないと思ったからです。後者の葛藤はきっと、俳優として色々な役を研究して演じる中で、段々色々な生き方を知って、色鮮やかに描けるようになるのではないか、というのが今の私の仮説です。
とはいえ、過去に脚本を書き、キャラクターを深く知ろうと務めた経験が、俳優としてお芝居に役立った瞬間もたくさんありました。
台本では描かれていない空白の瞬間や、今の性格を形づくった過去の出来事を(脚本や監督のビジョンから外れない範囲で)自分なりに想像し、実際に“生きてみる”。脚本を書くようになったことで前よりも深められるようになったその時間が、オーディションや撮影に臨む際の大きな助けになっています。
世界では、脚本と主演を同じ人物が務めるという形で生まれた名作映画が数多くあります。
Matt DamonとBen Affleck の『Good Will Hunting』、Sylvester Stallone の『Rocky』、Woody Allen の『Annie Hall』、コメディなら Adam Sandler の『Happy Gilmore』、最近では Eva Victor の『Sorry, Baby』など、名作は枚挙にいとまがありません。
私も、どうしても書いて、演じたい作品のタネに巡り会えたので、素敵な作品が作れるように、複数の角度から頑張ってみたいです!
来週は、映画「しあわせなんて、なければいいのに。」で実際に脚本と主演を務めさせて頂いたときの経験について書かせて頂けたらと思います。

(2/19/2026)

北川 悠理 (きたがわ・ゆり)
幼少期をロサンゼルスとサンディエゴで過ごし、日本に帰国後、2023年までの約5年間アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動。卒業後、単身渡米。UCSDに留学し、演技と映画制作を専攻。2025年、本格的にLAに拠点を移し演技の専門学校を修了。映画や舞台の脚本執筆、書籍の出版など新米作家としての一面も。
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