レイク・タホで大規模な雪崩発生、バックカントリーのスキーヤー8人が死亡 加州史上最悪の事故(2/18)

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【レイク・タホ18日】カリフォルニア州とネバダ州の境に位置する「レイク・タホ」北部で17日に大規模な雪崩が発生し、バックカントリーのスキーツアー中だった8人が死亡、1人が依然行方不明となっている。カリフォルニア史上最悪の雪崩事故となった。
 ネバダ郡シェリフ局のシャノン・ムーン氏によれば、17日深夜までにその他の6人が発見・救助された。ムーン氏は18朝の記者会見で、救助されたスキーヤーのうち2人が病院に搬送され、1人が命に別状のないけがのため入院中だと述べた。生存が確認された男性1人と女性5人の年齢は30歳から55歳という。   
 事故が起きたのはガイド付きツアーの最中で、トラッキーを拠点とする著名なガイド会社「ブラックバード・マウンテン・ガイドズ」が主催し、女性9人と男性6人が参加していた。
 このツアーが、猛吹雪の中で実施されたことに疑問の声が出ている。ツアーの数日前から「レイク・タホ」には嵐が来ており、ハイシエラに数フィートの新雪を降らせ、高速道路や商業スキー場は閉鎖されていた。このような状況にもかかわらず、プロのスキーガイド4人を含む一行は15日、フロッグレイク山小屋での3日間のバックカントリーの旅に出発した。
 ネバダ郡シェリフ局によると、17日に、グループが小屋から猛吹雪の中を危険な帰路についていたところ、雪崩が発生した。
 カリフォルニア州で発生したその他の致命的な雪崩には、1982年にノース・レイク・タホのアルパイン・メドウズ・リゾートで7人が死亡した雪崩がある。また、2008年には、サンゲーブリエル山脈のライトウッド近郊で、マウンテン・ハイ・リゾート付近のゲレンデ外をスキー中だった3人の男性が雪崩により死亡した。
 バックカントリーでのスキーは、リゾート地でのスキーよりも常に危険度が高い。リゾートではプロのスキーパトロール隊員が、自らも大きな危険を冒しながら、高い山頂や雪庇に積もった危険な雪を絶え間なく除去し、滑走する有料客の上に崩落しないようにしている。
 しかしバックカントリーでは、完全に自己責任となる。トラッキー・ドナー土地信託が所有するフロッグレイク山小屋のウェブサイトには、登山口から小屋までの行程は数時間を要し、危険な雪崩地帯を通過すると警告されている。ツアー運営の「ブラックバード・マウンテン・ガイドズ」社は雪崩安全講習も実施しているという。

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