公民権運動の指導者ジェシー・ジャクソン師が84歳で死去 政治的影響力も(2/18)

シェアする

【ロサンゼルス17日】公民権運動の黒人指導者、ジェシー・ジャクソン師が17日、死去した。84歳だった。
 家族は声明の中で、ジャクソン師は17日の朝、家族に見守られながら安らかに息を引き取ったと述べた。
 報道によると、ジャクソン師は11月に経過観察のため入院し、進行性核上性麻痺という変性疾患と診断された。2017年には、神経系に影響を与え、徐々に運動機能や日常生活を制限するパーキンソン病と診断されたことを明らかにしている。ジャクソン師はこれを「身体的課題」と呼んだが、公民権運動の継続を妨げることは決してなかった。父親のノア・ルイス・ロビンソン・シニア氏もパーキンソン病を患い、1997年に88歳で亡くなっている。
 ジャクソン師は1941年、サウスカロライナ州グリーンビル生まれ。活動家としての姿勢と政治的影響力で長年知られ、生涯をかけて米国内外の権利を剥奪された集団の公民権追求に尽力した。
 家族は「ジャクソンの正義・平等・人権への揺るぎない献身は、自由と尊厳を求める世界的な運動を形作る一助となった。疲れを知らない変革の担い手として、声なき者たちの声を高らかに掲げ、歴史に消えない足跡を残した」と述べた。
 若き日のジャクソン師はマーティン・ルーサー・キング牧師の側近となり、1968年にテネシー州メンフィスでキング牧師が暗殺された際も同席していた。
 1984年と1988年の二度、大統領選挙の民主党公認候補に名乗りを上げたことでも知られる。党の指名争いで敗れたが、2008年大統領選挙でオバマ氏の勝利につなげ、黒人の政界進出のルートを築いた。
 家族によると、追悼式典がシカゴで行われる予定。

広告

記事をシェアする

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。