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Vol.38
ビーガン必見!
LAの超絶おしゃれタウンにあるブリュワリー
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どうも皆さん、お久しブリューイングです!独立記念日がもうすぐそこまで来ていますが、皆さん美味しいビールを楽しんでますか?
今日はビーガン好きには堪らない、LAで一番オシャレな街にあるブリュワリーをご紹介します!
もちろん好みは人それぞれですが、”The 観光地”的な場所が苦手な僕が今一番LAでオシャレだと感じる街は、エコパークです。長年LAに住んでいても行った事がない方も多いエリアかもしれませんが、野球のドジャー・スタジアムがある街と言ったら分かりやすいですね。
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車を停めて歩くとすぐに分かりますが、とにかくこの街を歩く人のファッションや街並みが超絶オシャレで、まさにヒップスターが住む洗礼された街です。
そんなお洒落なカフェやバーやレストランが立ち並ぶこの通りに、なんとブリュワリーがあるんです。
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今日紹介するのはこちら。Sage Plant Based Bistro and Brewery(セージプラント・ベイスド・ビストロアンドブリュワリー)。こちらがブリュワリーの外観。ね、期待しちゃうでしょ?
そんなヒップな街に溶け込む、歴史を感じる赤レンガの店構えを見ていると、なんだかポートランドやヨーロッパに来たような感じさえしました。
店に一歩足を踏み入れると…。はい、お洒落っ!
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これ、絶対間違いないやつや〜ん!と久しぶりにドキがムネムネしてまいりました。どうやら造っているのはビールだけではなさそうです。
手作りの蜂蜜やジャム、アイスクリーム、ドーナッツなどオーガニックのビーガンスイーツもたくさんありました。それでは早速席についてビールの味を確かめて見てみましょう。
それがこちら、はいドンっ!
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お洒落かっ!ビアフライトの出し方もブリュワリーによって違っていて、グラスの形やグラスを載せるボードなどどれも個性が違います。どのように出してくるのかを観察するのもブリュワリー巡りの楽しみの一つであります。
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カメラのアングルを変えるとこんな感じ。も〜目に映るもの全てがイチイチお洒落で困る〜。ロサンゼルスにある約100軒のブリュワリーを全て巡りましたが、この形のグラスでビールを出してきたのはここだけです。
先日ご紹介した日本酒も醸造するブリュワリーもそうでしたが、こちらもオーナーさん、そしてビールを造るブルワー(醸造家)さんが女性の方なんです。(写真中央)
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この日僕は自身のYouTubeチャンネルの撮影でお伺いさせて頂きました。LAのブリュワリー完全制覇チャレンジをしている最中に、初めて僕にインスタグラムでDMをくださったのがこちらでした。『うちにも撮影で来てくれませんか?』。
このブリュワリーは、LA近郊のホップ農園と提携していてLAで栽培されたホップを使用してビールを造っているんですよ。これがクラフトビールの、良いト・コ・ロ!
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そしてここはビールだけじゃないんです。ビールももちろん醸造しているんですが、フードにも同じくらい重点を置いています。しかもビーガンフード!
今や街の至る所でオーガニックという言葉が飛び交い、とりあえずオーガニックと書いておけば売れるような時代から、乱用され過ぎて何がオーガニックなのか分からない時代に突入しちゃいました。
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ただここLAでは健康志向の人が多いのは事実で、肉を食べないベジタリアンや、乳製品や卵も食べないビーガンは珍しくありません。グルテンフリー、ノンGMOなどの表示も一般的にスーパーで見かけます。
こちらはオーガニックの野菜農園とも提携し、拘り抜いた野菜を使ったビーガンフードに特化したレストラン型のブリュワリーで、ビーガンスイーツも食べる事が出来ます。
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僕は普段ビーガンフードを食べないので、ビーガンソーセージピザを頼んでみました。もちろん肉は一切使ってません。パン生地はグルテンフリーで、ローストされたガーリック風味の野菜がふんだんにのっていました。
どうせ肉がないから物足りないだろう、とあまり期待しませんでしたが…。これが意外と美味しくて、あれ?全然イケるじゃん。むしろ美味しいじゃん!と思いました。
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そしてこちらはビーガンのバッファロー・ウィングス。天ぷらにしたカリフラワーに辛いバッファローソースを絡ませた料理で、ビールの良きお供となりました。
このブリュワリーは3つのロケーションがあり、実際にビールを作っている醸造所はこのエコパークですが、パサディナとカルバーシティーにもお店を構えています。
僕が実際にフードを食べたのはカルバーシティーの店舗でした。エコパークの方が街の雰囲気を含め超絶お洒落ですが、お子さん連れでしたらカルバーシティーの方が落ち着いた雰囲気の方が安心して楽しめるかなと思いました。
エコパークは、LAに長年住んでいても行った事がないという方も多いかもしれませんが、ぜひビールを飲みに訪れてみてください。
本日はこの辺でお開き。来週もビールコラムをお楽しみに。それでは皆さん、酔い一日を。乾杯っ!
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(6/20/2022)
とも蔵 TOMOZO クラフトビール探検家
LAを拠点に著書やSNSなどでクラフトビールについて日々配信する、とも蔵さん。本業はグラフィックデザイナーで写真家。「クラフトビールはアート。ブリュワーさん一人ひとりがアーティストであり、彼らの世界観が描き出されているんです」
とも蔵さんのコンテンツ: https://linktr.ee/tomozobeer/
とも蔵さんYouTube: https://www.youtube.com/channel
▶︎らららインタビュー記事 「ロサンゼルスで暮らす人々:とも蔵」を読む
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