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Vol.36
カリフォルニアで一番美味しいIPAは?
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どうも皆さん、お久しブリューイング!早いものでもう6月に突入しちゃいましたね。メモリアルデーは楽しい時間を過ごしましたか?僕はビールを持って家族でキャンプをしてきました。
前回、前々回とLAで絶対に行くべきブリュワリーについて書かせて頂きました。今回は先月LAのマリナ・デル・レイで開催されたビアフェスについてお話しします。
テーマはズバリ、『カリフォルニアで最も美味しいIPAはどこなのか?』。その答えを探るべく、カリフォルニア州から約60のブリュワリーが参加したIPA限定のビールコンテストに参加してきました。
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こちらLOS ANGELES IPA FESTIVALというイベントで、今回で8回目の開催となります。今年はパンデミック以降はじめての開催の上、久しぶりの野外フェスだったので参加している方みんなとっても開放的でハッピーでホッピーでした!
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ビールには本当にたくさんのスタイル(造り方)があり、その数は実に100以上とも言われています。その中でも今世界的に最も人気のあるスタイルと言ったらやはりIPA(アイ・ピー・エー)でしょう。
ビールのスタイルついてはこちらの記事『Vol.3 ビールは世界に〇〇種類以上』で詳しく説明していますので、まだ読んでいない方は酔うチェックや!
僕はアメリカに来てからIPAと出逢い、今まで日本で飲んでいたビールと全く違う味に衝撃を受け、気付いてみたらLALALAさんでビールコラムを毎週連載させて頂いている痛風系コラミストとなったわけですが…。
このコラムを読んでくださっている方の中にも、僕のようにIPAでクラフトビール沼にハマって抜け出せなくなった方も多いのではないでしょうか?
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日本でも大人気!イングルウッド市にあるThree Weavers Brewing Co.(スリーウィーバース・ブリューイング・カンパニー)のブルワー(醸造家)さんと記念撮影
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クラフトビール発祥の地アメリカ。その中でも最も盛んなカリフォルニア州には、約1,000軒のブリュワリーがあります。もちろん全米で最多です。次に多い週はニューヨークで約450、ちなみに全米には約8,800軒です。
今回参加したのはカリフォルニア州から60のみですが、見事に金メダルを獲得したのはハンティントンビーチにあるRiip Beer Co(リープ・ビア・カンパニー)でした。
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僕が到着したのは夕方4時でしたが、結果発表前から顔を真っ赤にして面白いくらいベロンベロンに酔っ払っている人を発見!その彼がRiip Beer Coのブルワー(醸造家)さんでした笑。このブリュワリーは缶で何度も飲んでますが、まだタップルームを訪れていないので、近いうち探検しに行ってみようと思います。
このようにロサンゼルスだけでなく、全米では大小様々な規模で多くのビアフェスやビールコンテストが開催されています。アメリカで開催される世界最高峰のビール審査会については先日の『Vol.33ビール界のオリンピック!世界最大の国際ビール審査会』で詳しく説明してますのでそちらをご覧ください。
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僕の大好きなブリュワリー!ロミータ市にあるBurnin Daylight Brewing Co.(バーニン・デイライト・ブリューイング・カンパニー)のブルワー(醸造家)さん(左)と記念撮影
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今回はありがたい事にカリフォルニア州唯一のクラフトビール新聞・BEER PAPERのメディア陣としてLA IPA FESTに参加させて頂きました。BEER PAPERは毎月5万部発行されるフリーペーパーです。
毎月ブリュワリーを紹介したり、こういったビアフェスや最新クラフトビールなどビール好きには堪らない情報ばかり詰まったまさにクラフトビール好きのための新聞です。
南カリフォルニアの殆どのブリュワリーに置いてありますので、今月の最新号をぜひ酔うチェックしてください。僕の撮影した写真もいくつか掲載されています。
そしてこちらが僕のビールの先生。BEER PAPERで毎月執筆をし、国際ビール審査員として世界中を飛び回るトム・キャロルさん。先月イタリアで開催された国際ビールコンテストから帰ってきたばかりでした。
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来週もホップの香りプンプンでお届けさせて頂きます。それでは皆さん、酔い一日を。乾杯っ!
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(6/6/2022)
とも蔵 TOMOZO クラフトビール探検家
LAを拠点に著書やSNSなどでクラフトビールについて日々配信する、とも蔵さん。本業はグラフィックデザイナーで写真家。「クラフトビールはアート。ブリュワーさん一人ひとりがアーティストであり、彼らの世界観が描き出されているんです」
とも蔵さんのコンテンツ: https://linktr.ee/tomozobeer/
とも蔵さんYouTube: https://www.youtube.com/channel
▶︎らららインタビュー記事 「ロサンゼルスで暮らす人々:とも蔵」を読む
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