「ゴーストタッピング」詐欺に注意 タップ決済を狙う新たな手口(3/11)

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【ロサンゼルス11日】クレジットカードやスマートフォンの「タップ決済(Tap-to-Pay)」を狙った新たな詐欺「ゴーストタッピング」が増加しており、専門家が注意を呼びかけている。被害者は、実際に不正利用に気付くまで時間がかかるケースも多いという。

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この詐欺は、カードやスマートフォンの非接触決済に使われるNFC(近距離無線通信)技術を悪用するもの。詐欺犯はスマートフォンや専用の読み取り機器を使い、被害者のカードや携帯電話に近づくだけで、本人が気付かないうちに決済を発生させる可能性があると専門家は指摘している。

こうした手口は特にショッピングモール、空港、イベント会場など人混みの多い場所で起きやすいとされる。混雑の中で他人に近づくことが不自然に見えないため、犯人が被害者のポケットやバッグにあるカードに機器を近づけ、不正な支払いを発生させるケースがあるという。

また、詐欺犯は最初に5ドルや10ドル程度の少額の請求を行い、カード利用者が気付かないかどうかを確認することが多いとされる。もし異常が報告されなければ、後からより大きな金額を不正に請求する可能性がある。

専門家は被害を防ぐため、いくつかの対策を推奨している。銀行やカード会社の取引通知アラートを設定すること、スマートフォンでは指紋認証や顔認証などのセキュリティを有効にすること、そしてカードやスマートフォンを人混みで無防備に持ち歩かないことが重要だとしている。

キャッシュレス決済の普及で便利さが増す一方、新しい詐欺の手口も登場している。専門家は「不審な少額の請求でも見逃さず、すぐにカード会社へ連絡することが被害拡大を防ぐ」と呼びかけている。

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