家族介護の現実 〜負担と支援策〜

アメリカ長期在住者のための日本帰国計画
老後の移住と不動産購入ガイド

日本にスムーズ帰国&新生活スタート応援


第17回
家族介護の現実 〜負担と支援策〜

日本では介護の約7割を家族が担っていると言われており、特に中高年の女性が主な担い手になるケースが多く見られます。家族介護は感情的なつながりの強さから「当然のこと」とされがちですが、長期間にわたる介護は心身ともに大きな負担となります。

介護離職や共倒れといった深刻な問題も発生しており、早期に適切な支援を受けることが重要です。公的制度としては、介護休業制度、介護保険サービス、地域包括支援センターなどが整備されています。特に、ショートステイやデイサービスの利用、ケアマネジャーとの連携が家族の負担軽減につながります。

また、最近では家族介護者向けの相談窓口やピアサポート(同じ立場の人同士の支援)が注目されており、「一人で抱え込まない」ことが支援の鍵となっています。社会全体で家族介護を支える仕組みづくりが、これからの介護の質を左右します。

第2回 日本帰国準備セミナー開催のお知らせ


■日時:2025年7月22日(火)
午後4時〜(PST)|オンライン開催(Zoom)
アメリカから日本への帰国や移住を考えている方向けに、第2回目となる「日本帰国準備セミナー」を開催いたします。今回は、老後の住まい選び、医療・介護制度の違い、日本での行政手続きなど、帰国後の生活をスムーズにスタートするための実践的な情報を、日米の専門家がわかりやすく解説します。

前回ご好評をいただいたセミナーに続き、具体的な事例やチェックリストも交えながら、皆様の不安や疑問を解消できる内容をお届けします。参加は無料・事前予約制です。

ご興味のある方は、ぜひお気軽にご参加ください。

https://www.lafudosan.net/blank-4/dai2kai-dotown-x-lalala-nipponkikokujunbisemina

(7/17/2025)


鍵山 学(Manabu Kagiyama)
不動産・ライフサポートのエキスパート
DOTOWN, Inc. 代表

25歳でアメリカ・サンディエゴへ渡り、現在まで26年以上にわたりアメリカでの生活を築いてきた。異国の地での経験を活かし、不動産、開発、ライフサポート事業を展開。現在は DOTOWN, Inc. の代表として、日本とアメリカの架け橋となるビジネスを手がけている。

DOTOWN(DOTOWN, INC. DRE#022113) は、日本で不動産開発や管理、介護・高齢者サービスなど幅広い事業を展開しており、「人々が安心して暮らせるコミュニティづくり」を理念に掲げる。鍵山はその経験をもとに、アメリカ在住の日本人がスムーズに日本へ帰国し、新たな生活をスタートできるよう支援するプロジェクト を進めている。 www.dotown.co.jp
■問合せ: m.kagiyama@dotown.co.jp t.saito@dotown.co.jp

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