私遅まきながら アップルウォッチ買いました

 

長い間SEIKO一社提供の番組の司会をさせていただいて、他社の時計を付けることがなかったのですが、先日何気なく大型家電量販店に行った時、噂のアップルウォッチを発見!衝動買いしてしまった。これが実に面白い。アップルウォッチ好きからしたら「何をテリー今さら」と言われてしまうが、腕時計から電話が出来る機能に私本当に驚きました!噂には聞いていたのですが、こちらから掛けることも受けることもできる。とんでもないことです!  

 

私が子どもの頃見たSF漫画やスパイ映画に出てくる、まさに夢の道具です。空飛ぶ車に乗って仲間と交信する時には、必ず腕時計型電話器で連絡を取り合っていた。勿論敵と戦う時も欠かせません。そうなんです、腕時計電話は子ども達にとっては絶対に必要なアイテムだったのです!しかし、いつしか大人になると、生活に追われてそんな夢の小道具は忘れてしまっていました。  

それが突然目の前に時空を超えて現れたのです!再びSF漫画のヒーローになれたのです。こうなると私の妄想は大きくなる。昔の仲間に片っ端から「もうすぐ火星人が襲撃してくるぞ!準備はいいか!」「今犯人を尾行している、もうすぐアジトを発見できそうだ!」など、電話を掛けて迷惑がられた。アップルウォッチの凄いのはどこからでも電話が出来ることだ。例えば防水機能が優れているので、サーフィンしながらでもOK!ボンドガールとプールで戯れていた時に事件が起きても大丈夫!こんなマンガみたいな事もありなんです。  

 

夢は尽きない。そうなんです、最近の私は妄想が凄いのだ!これって偉くないですか。アップルウォッチを買っただけでこんな調子です。この時計、今LALALAの原稿書いていても「長く座り過ぎです、立ち上がってください!」と勝手にメッセージを送って来ます!  

 

5年後のアップルウォッチどうなっているんだろう。末恐ろしい。もしかしたらデータを入力しておくと街行く私好みの女性をナンパしてくれるかも!  嬉しすぎる。  

 

夢膨らむなー。こんなに技術が進むなら、私の昔からの憧れだった「海の中を自由に泳ぎ回れる特殊スーツ」、例えるなら、パラマウント映画『アイアンマン』の海洋バージョンのようなスーツを発明して欲しい。浦島太郎が亀に乗って竜宮城に行くストーリーは子供ながらに無理があるなと思っていた。息が出来ない。しかし現在の技術を使えば海中でも呼吸ができる特殊スーツはきっと実現出来る!それを着れば江の島から小笠原諸島まで一気に行けるし、天候がよく体力さえあればハワイまでもいけるかも。  そんなの出来たら絶対に買います! 待ちどおしい! 体力つけておこう。

 
 
 

■テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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