誰もが魅せられる、 ヨセミテの象徴「ハーフ・ドーム」

Vol.30 ハーフ・ドーム(ヨセミテ国立公園)カリフォルニア州

ヨセミテと言えば、グランドキャニオンと並んで、西海岸から行かれる非常に人気のある国立公園。サンフランシスコ、ロサンゼルスの両都市からのアクセスの良さも、その人気の秘密のひとつ。多くの観光客が訪れるヨセミテバーレーは、四方にそそり立つ淡い灰色をした花崗岩の壁、その高みから流れ落ちる数々の滝、雪解け水を湛えた透明な川、それに寄り添うように生い茂る緑の木々。どこを見ても目を疑うほどの美しさ。 そんなヨセミテ・バレーの奥にそびえ立つ立つハーフドームは、エル・キャピタンとともにヨセミテ国立公園の象徴的な存在。ヨセミテバレーを訪れると否が応でも目に入り、登山好きな人であれば、一度は登ってみたいと思うはず。高所が苦手でなく、長時間ハイキングの体力があれば、特殊な登攀技術がなくても登ることが出来る。

 

途中にあるバーナル滝、ネバダ滝も春先から夏にかけては水量も多く、これまた感動ものの美しさ。一度はトライしてみる価値あり。今回は、滝を眺めながらのハーフ・ドーム登頂記を案内しよう。とある、メモリアルアル・デーを月末に控えた週末。未だ薄く暗く、肌寒い午前5時にキャンプサイトを出発。バス通りを20分程度歩き、ハッピー・アイル脇の橋から川沿いのミスト・トレイルに入る。ここから山頂までは、片道約11キロ。標高差にして約1500メートルの行程。往復の所要時間は12時間を予定している。最初の2キロ程度は舗装されているのでアクセスは容易であるが勾配は急だ。息を切らせながら坂道を暫く行くと開けた橋に出る。ここで初めてバーナル滝が視界に飛び込む。対岸に渡る橋から眺めるバーナル滝は、未だ少し距離があり水煙にぼやけているが、自然とこれから始まる冒険への期待が高まるのであった。

 

さあ、3度目のトレイルに出かけよう。

 

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Nick D (ニックディー)

コロンビア、メキシコなど中南米での十数年の生活を経て、2007年よりロサンゼルス在住。100マイルトレイルラン、アイアンマンレースなどチャレンジを見つけては野山を駈けまわる毎日。

「アウトドアを通して人生を豊かに」をモットーにブログや雑誌への寄稿を通して執筆活動中。

http://nick-d.blog.jp


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