Vol.27 スカイダイビング カリフォルニア州
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事実の程は定かではないが、パラシュートの収納は思いの他デリケートで、紐が絡んでいたり、折り方が悪いと上手く開かないとか。ところが、この学生たち、傍で見ていると、仲間と無駄話をしなが折り畳み、バックパックみたいな物に適当に詰め込む作業を繰り返している。人命に関わる大事な仕事をしているという緊張感は全く感じられない。
先ほどから、髭のお偉いさんに脅かされるは、アルバイトの学生達の仕事は当てにならないはで、恐怖心は増すばかり。万が一パラシュートが開かなかったら・・・家族を残して先立つ訳にはいかないし・・・そうは言っても、ここまで来てやめるという選択肢はない。一見かなり危険なスポーツのように見えるスカイダイビングだが、米国パラシュート協会の統計によると、死亡事故の確率は0.0007%。自動車事故による死亡の確立が0.0167%との事なので安全性は高い。無理やり心を落ち着かせるべく四苦八苦しているうちに呼び出しがかかり、こちらの希望とは裏腹に出発準備完了。飛行機が近づいてくる。プロペラの音が思いのほか大きい。
地球を走る
アウトドア・アドベンチャーのすすめ
Nick D (ニックディー)
コロンビア、メキシコなど中南米での十数年の生活を経て、2007年よりロサンゼルス在住。100マイルトレイルラン、アイアンマンレースなどチャレンジを見つけては野山を駈けまわる毎日。
「アウトドアを通して人生を豊かに」をモットーにブログや雑誌への寄稿を通して執筆活動中。
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