ロサンゼルスで29年ぶり スーパーボウル開催!
らららスタッフがズバッと見所をまとめます!
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Vol.5
スーパーボウル
シンシナティ・ベンガルズの若き救世主
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前回はロサンゼルス・ラムズを紹介したので、今回は対戦相手のシンシナティ・ベンガルズのことを書きます。
ご存知の方もいるかとは思いますが、ベンガルズのキャラクターはベンガルトラ。なのでユニホームやヘルメットも、オレンジ地にトラの縞模様がデザインされています。
ベンガルズは、1989年の第23回スーパーボウルに出場しサンフランシスコ・49ersと対戦。試合終了まで残り3分10秒で16-13とリードするも、サンフランシスコの伝説 QBジョー・モンタナとその攻撃陣に92ヤードを獲得されて、残り時間ギリギリのところでタッチダウンを許し逆転負け。これがいまだにフットボールファンに語り継がれ「ザ・ドライブ」と称されるスーパーボウル屈指の逆転劇です。ちなみにこの時のベンガルズのQBが、現在CBSの「The NFL Today」で解説をしているブーマー・アサイアソンさんです。
そしてその2年後の1990年シーズンにプレーオフを1勝した後、何度か地区優勝はするもののプレーオフでの勝利がなく長い低迷期に突入…。
そんな中、過去3年連続で最下位と低迷していたチームに突如現れた救世主が、2年目のQBジョー・バロウ(背番号9)です!
大学時代はカレッジフットボールの最高選手賞ハイズマン賞を受賞し、2020年のドラフトでは全選手中1位で指名されるという、まさにエリート中のエリート。1年目はルーキながら開幕戦から出場。シーズン中盤に靭帯を断絶するという大怪我をするも、2年目の今年見事に復活してチームを地区優勝に導きました。
今年の成績はというと、名だたる名選手がいる中でパス獲得ヤードが6位、パス成功率が1位と、一気にスターQBの仲間入りを果たしました。
若手QBが台頭する昨今のNFLにおいて、今最もフレッシュで勢いのある若手QBの筆頭が、このバロウです!
そんなバロウのパスを受けるワイドレシーバーで注目なのが、ルーキーのジャマール・チェイス(背番号1)。
ルーキーながらレシーブ獲得ヤードではNFL全体4位、レシーブタッチダウンが3位と、バロウとのホットラインで今シーズンのスタジアムを沸かせました。
しかもバロウとチェイスの二人は、カレッジ(ルイジアナ州立大学)時代はチームメイトだったのです!
もう一人注目したいのは、キッカーのエバン・マクファーソン(背番号2)。
前述したように、1990年以来プレーオフの勝利から遠ざかっていたベンガルズですが、今年は31年ぶりにプレーオフで勝利しました。そのプレーオフの2戦目・3戦目が3点差での勝利と、まさにキック(フィールドゴール:3点)が勝敗を分けました。
キックを外せば負ける試合。残り時間0秒で勝利を掴んだキック。そしてカンファレンス決勝では、大本命のカンザスシティ・チーフスを延長戦で破り33年ぶりのスーパーボウル出場を決めたキックなど、キッカーというのはめちゃくちゃプレッシャーのかかる孤高のポジションなのです。
そんな中、マクファーソンがこのプレーオフで外したフィールドゴールはなんとゼロ!
しかもまだ22歳のルーキーなのだがら驚きです!
さらにはラン獲得ヤードでNFL全体3位の、ランニングバックのジョー・ミクソン(背番号28)のラン攻撃も強力!って、こうして書いてるとベンガルズも個性的な良いチームで、しかも強そう…。
いやいや、今年のスーパーボウルは29年ぶりのロサンゼルス開催。地元のロサンゼルス・ラムズにぜひとも勝ってもらいたい!!
1989年の「ザ・ドライブ」を思わせるような、後年に語り継がれるような激アツな試合を期待します!
第56回スーパーボウルは、2月13日キックオフです!
(2/3/2022)
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