Vol.48 青い空と赤茶けた荒野。人々を魅了するモニュメントバレー
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グランドサークルの旅、3日目の朝はモニュメントバレーのビュート越しに拝む朝焼けから始まる。朝日に染まる谷はナバホの聖地と呼ばれるに相応しい神々しい美しさだ。
このモニュメントバレーの魅力に取り憑かれ、何度もこの地に足を運んでいるが、私が初めてこの地を訪れたのは、かれこれ30年ほど前の夏。当時はジョージア州アトランタに留学中で、夏休みを利用して、いつ故障してもおかしくないオンボロ車でアメリカ一周の貧乏旅行中だった。主な食事はツナ缶とパン。モーテルのプールに忍び込んでシャワーを浴びて、夜は車の中で寝泊りといった具合で、モニュメントバレーでもビュート脇のホテルでの宿泊は、夢のまた夢だった。
2度目は、20数年前の秋。グランドキャニオンの谷底キャンプの直後で、夜明け前にコロラド川沿いにあるブライトエンジェルキャンプ場を発ち、午後の早い時間に何とかサウスリムに到着したその足で疲れた体に鞭を打ち、一路モニュメントバレーに向かったのを覚えている。到着は、すっかり暗くなってからだった。当時は、ビジターセンターも小さく、宿泊施設もなし。唯一あったのはキャンプ場で、現在のザ・ビューホテルのあたりだったと記憶している。シャワー施設は完備していたもの、疲れすぎていてシャワーどころではなく、夕食のスパゲティを平らげて、すぐさまテントに潜り込み就寝した。
一夜明けて朝になると、目の前にテレビや映画でお馴染みのビュートが立ち並んでいて度肝を抜かれたのを良く覚えている。その後も、季節を問わず幾度と無くこの地を訪れているが、いつ来ても新たな感動がある。透き通る青い空と赤茶けた広漠たる荒野。モニュメントバレーの魅力は尽きないのだ。

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Nick D (ニックディー)
コロンビア、メキシコなど中南米での十数年の生活を経て、2007年よりロサンゼルス在住。100マイルトレイルラン、アイアンマンレースなどチャレンジを見つけては野山を駈けまわる毎日。
「アウトドアを通して人生を豊かに」をモットーにブログや雑誌への寄稿を通して執筆活動中。
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