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ストゥープス杏奈
Anna Stoops
サンノゼよさこいチーム渦丸 リーダー
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ストゥープス杏奈さん
「よさこいを世界の舞台へ」という合言葉と共に、去年10月にカナダで行われた北米国際よさこい祭り(North America International Yosakoi Festival)「KOKUYOSA」。この北米大会で見事優勝を果たしたチームがサンノゼにあるのをご存知だろうか。
チーム名は渦丸(うずまる)。サンフランシスコジャイアンツやNBAゴールデンステート・ウォリアーズのハーフタイムショーへの出演、ギタリストMIYABIとのコラボなど幅広く活躍中のチームである。渦丸のリーダーとしてメンバーを引っ張っているのがストゥープス杏奈さん。彼女はどのように歩み、現在地に辿り着いたのだろう。
1984年富山県出身。富山市で毎年9月に開催される「おわら風の盆」は300年以上続く伝統的な祭りで、祖母が踊る姿を幼い頃から目にしてきた。おわらだけでなく、様々な民謡を踊る祖母が身近にいたことは、振り返れば現在の自分につながる足跡だったのかもしれない。18歳のとき地元でよさこいに出会い、「何これ!めちゃくちゃ楽しい」と思ったことがすべての始まり。音楽に合わせて体を自在に動かして踊るよさこいは、杏奈さんの魂に響くものだった。隣県の大学に進学したものの、車で片道2時間をかけて地元から敢えて通ったのは、もちろん地元のよさこいチームに所属し続けるため。彼女の柱は常にそこにあった。ゆえに大学を卒業後、石川県で就職しても、よさこいと共に歩む生活はもちろん続いた。引っ越しや出産で一時的に活動を休む時期もあったが、よさこいを始めて今年で23年目になるという。
2017年、結婚を機に米国に移住。何の運命か、設立間もない渦丸と出会い、幹部として加入し、現在の活動につながっていった。渦丸に所属するメンバーは3歳から66歳までの62人。練習は木曜日と日曜日の2回でサンノゼジャパンタウンで教えている。演舞の指導を中心にリーダーとして常に現場に立つ身だが、いつも願っているのは「メンバーひとりひとりが輝いてほしい」ということ。結果的に優勝を得ることがあっても、目的はそこではない。よさこいを通して人生を豊かにしてほしいし、その土台である渦丸を継続していきたいという想いがいつも彼女を支えてきた。
米国でのよさこいの演舞スタイルは、日本とは大きく異なることは案外知られていない。日本では毎年一つの楽曲を制作し、その一曲一曲を踊り込むのが一般的。一方、米国ではエンターテインメントとして30分程度のステージが与えられることが多いため、渦丸では約20曲のレパートリーを持ち、イベントに応じて構成や楽曲を変える。毎年4月・5月は春の祭りなどで忙しく飛び回る渦丸。「よさこいの枠にとらわれない自由な表現を追求しながらも、日本で長年学んできたよさこいの伝統やルーツを大切にしていきたいです」


渦丸インスタグラム:
uzumaru_official
(4/29/2026)
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