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福村侑大
Yudai Fukumura
シルク・ド・ソレイユ「MJ ONE」アクロバットパフォーマー
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撮影:Christina Russo
シルク・ド・ソレイユは1984年にカナダで誕生した世界的なエンターテイメント集団だ。伝統的なサーカスと現代芸術を融合させ、アクロバット、芸術的なセット、ライブ音楽で構成される高い舞台芸術を提供しているのは誰もが知るところだが、2013年から始まったシルク・ド・ソレイユの『マイケル・ジャクソンONE』をご存知だろうか。「まさに驚きのシーンのオンパレードだ」とローリングストーン誌も絶賛するように、63人のダンサーとパフォーマーによるアクロバットとダンスがミックスされた作品で非常に評判が高い。ここで活躍する日本人のアクロバットパフォーマーが福村侑大さんだ。彼はどんな道を辿り、現在地に辿り着いたのだろうか。
1995年愛知県出身。小学生のときに「バク転に憧れて」近所の男子新体操クラブに通うようになった。体を自在に動かすことに夢中になり、楽しく通い続けた。他のことには目もくれなかった。リボンやボールなどの手具を使う女子新体操という競技はオリンピック種目でもあり、よく知られているが、男子新体操という競技は競技人口が少ないことからオリンピック種目として登録されておらず、一般にあまり知られていない。男子新体操は日本発祥のもので「驚異的な身体能力と芸術性の融合」として海外では熱狂的に受け入れられているという。
福村さんは中学校を卒業する時、高校は男子新体操部があるところに行きたいと願い、親元を離れ、埼玉の高校に進学した。高校卒業後も無論、男子新体操部がある大学に行きたいと願い、福岡大学に進学。男子新体操を軸に彼の人生は愛知から埼玉、埼玉から福岡へとつくられていった。「僕は決して有名な選手ではありませんでした」と語るが、好きな気持ちを折れさせず、保ち、その道をまっすぐ走り続けることは誰でもできることではない。
大学卒業後は大阪のUSJでパフォーマーとして活躍した。しかし、ダンスは披露できてもアクロバットをする機会はなく、「真にやりたいことではない」という感覚があり、退職後は神戸の学校でアクロバットをアシスタントとして教えた。2021年、夢だったシルク・ド・ソレイユのオーディションに合格し、ラスベガスへ。1ヶ月半練習を重ね、演技を覚え、メイクのレッスンをし、遂にデビュー。現在はシルク・ド・ソレイユの「マイケルジャクソンONE」のアクロバットパフォーマーとして活躍している。
毎日2回公演で、午後6時半からの部と午後9時からの部に出演。「なりたかった職業に就けて幸せです。ラスベガスの生活も楽しいです。これを長く続けられるように、怪我をしない体づくりをして、いいパフォーマンスをしてお客様に喜んでいただいて頑張っていきたいと思います」

撮影:Christina Russo

撮影:Christina Russo
(2/26/2026)
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