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Setsuko Hata
ジャズシンガー
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https://setsukohata.com
ジャズボーカリストのSetsukoさんがロサンゼルスで再始動。10月7日、ウエストハリウッドでボーカルジャズライブを行う。「今回はSetsuko Hata Jazz Quintet によるライブ。私が作曲したオリジナルありアレンジあり、ジャズのスタンダードナンバーもある様々なサウンドを楽しめる構成になっています。ラブソングも恋愛のロマンスだけではなく、『人間としての愛を再確認する』という大きなテーマが込められています。自分の職業や社会の概念を超えて自分を大きな愛で包み込んでほしい。一瞬一瞬の今を大切に生きて、未来に希望や勇気を見出してほしい。そんな願いを乗せてステージをお届けしたい」
彼女の奏でるサウンドと発する言葉の端々には、前述にもある「一瞬一瞬の今を大切に生きる」という強いメッセージが感じられる。
幼い頃から音楽と共に生きてきた。「物心ついた頃から鼻歌を歌いながら曲を作ったりしていたものです。それが形になり始めたのは音楽活動を始めた18歳頃。クラブでJポップを歌ったり、大学に入ってからはインディーズでCDも出しました」。だんだんとJポップからR&Bなどの洋楽に境地を拓き始めていた21歳の時、突然彼女は精神の病に襲われた。「心のバランスを崩して入院。躁うつ病と診断され、治療に専念するために3年間大学を休学しました。一度にいろんな活動をし過ぎて、自分のキャパシティを超えてしまったのだと思います。忙しい中できちんとご飯も食べず睡眠も取っておらず、しまいには勉強や音楽どころではない状態に」
退院後は大学に戻り卒業。再び健康な身体と心で音楽と向き合い始め、2011年にニューヨークに渡った。世界中からミュージシャンが集まり音楽が溢れるこの街で、ジャズの深味に魅せられていき、ニューヨーク市立大学で音楽理論を一から学んだ。NYではレジェンドミュージシャンたちともジャムセッションを行った。「ミュージシャンたちもお客さんも温かく迎えてくれた。自然に溶け込めたのが嬉しかったですね。毎週マウントサイナイ病院で無料のコンサートを開いたことも大切な思い出です。かつて私がそうだったように、病で閉じこもっている患者さんたちに音楽で笑顔を取り戻してほしかった」

2016年にLAに移り、コロナ禍ではさらに音楽家としての高みを目指し、北コロラド州立大学院で作曲とジャズ科の修士号を取得。ジャズボーカルをさらに極めるだけでなく、映画音楽、オーケストラ、ジャズビッグバンドも作曲家として手がけられるようになった。
「ジャズってライフと似ているなって思うんです。毎日決まって朝・昼・夜が流れる中で、自分自身が異なる一瞬一瞬を紡いで、日々が変化していく。ジャズも同じ。毎回のセッションで自由自在にサウンドが楽しめる。やってもやっても飽きない魅力があるんですよね」。
(10/3/2023)
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