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鈴木 啓太
Keita Suzuki
ドラマー/音楽プロデューサー
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Instagram:@keitasuzuk
2025年11月14日、世界的人気を誇るアメリカ人アーティストAriesのアルバム『GLASS JAW』(全12曲)がリリースされた。同アルバムはSpotifyのUK Top Debut Album Chartで8位にランクイン。その収録曲のうち4曲に、ドラマー兼音楽プロデューサーとして参加しているのが鈴木啓太さんだ。このアルバムに限らず、同年9月には国際的に有名なインドネシア人アーティストStephanie Poetriの上海ツアーや、5月にLAで行われた大型野外音楽フェス「Head In The Clouds LA 2025」にドラマーとして参加するなど、国内外で活躍の場を広げている。彼は一体どんな半生を歩み、現在に至ったのだろうか。
鈴木さんは1994年に岐阜県で生まれ、東京で育った。父の趣味がギターであったこともあり、生まれた頃から自然と音楽に囲まれた生活を送っていた。幼い頃からクラシックピアノを習っていたものの、次第に惰性でレッスンに通うようになっていたという。しかしながら、小6からの2年間、父の仕事の都合でトロントに帯同することが決まり、それを機にかねてから興味のあったドラムセットを買ってもらい、彼のドラマーとしての人生がスタートすることとなった。
独学で始めたドラムであったが、トロント生活を終えて本帰国するとレッスンに通うように。独学で鍛えた腕に理論が加わり、どんな曲を聴いても初聴で叩けるテクニックと対応力を身につけた。鈴木さんは慶應義塾高校に進学したのだが、そこを選んだ理由も大学受験の勉強でドラムに触れる時間を削られたくなかったからだそう。彼の人生の軸には常にドラムがある。「高校時代は1日8時間から10時間は叩いていました。高校3年間のうち、1日しか友達と遊んだことはありません。自宅で練習するうるさい僕を家族は見守ってくれました」
慶應義塾大学に進学し、フュージョンという音楽ジャンルを主に演奏するクロスオーバー研究会に所属。卒業後は、名門バークリー音楽大学に進学。そこで素晴らしい仲間と切磋琢磨すると同時に、PCを使った作曲・プロデュースの技術を習得した。バークリーを卒業した者はNYに行く者とLAに行く者に分かれることが多いが、彼はLAを選んだ。卒業目前でコロナ禍になってしまったのは予想外の展開だったが、「曲を作るのは家でもできる」と、逆境に屈することなく黙々と作曲を続け、オンラインに自作のトラックをアップロードすると、周囲の友人らの間で評判を呼び、徐々に仕事へと繋がり始めるように。
多様な顔を持つ彼は、時にはセッションでプロデューサーとして曲作りに励み、レコーディングやフェスではドラマーとして演奏する。「今年はツアーやフェスで忙しくなりそうです。また新たなアーティストたちとアルバムが出せるように種まきしながら頑張ります」


(1/28/2026)
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