リトル東京「ローズ・オチ・スクエア」日系の公民権活動リーダーたたえ (5/5)

 

【ロサンゼルス4日】公民権活動のリーダーとして活躍し、昨年12月に他界した日系人ローズ・オチさん(享年81)の功績をたたえて4日、リトル東京の1街とジャッジ・ジョン・アイソ通りの交差点が「ローズ・オチ・スクエア」と命名され、記念の標識が設置された。

 オチさんは、1938年ボイルハイツ生まれ。第二次世界大戦中には3歳で、家族とともにアーカンソー州のローワー日系人強制収容所へ送られた。戦後ロサンゼルスに戻り、1959年にUCLAを卒業、1972年にロヨラ法科大学院を卒業。弁護士、アジア系女性初のロサンゼルス警察委員などとして活躍した。

 レーガン大統領が1988年、戦時中に強制収容された日系アメリカ人に対し、公式謝罪と補償を行なった、「市民の自由法」への署名の実現にも大きく貢献した。クリントン政権下では司法長官補佐を務めるなど、市、州、連邦の各レベルでレガシーを残した。

 

 

 

 

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。