【ロサンゼルス29日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は29日、米疾病対策センター(CDC)が発表した新指針を踏まえ、マスク着用についてのルールを更新し、ワクチン接種を完了した人は、混雑するイベント等の場合を除き、マスクなしで屋外で運動などをしたり、同居する家族らと屋外で集っても良いとした。
また、ワクチン接種を完了した人は、ワクチン接種が未完了でもコロナ感染で重症化や死亡するリスクが低い人々の小グループで、マスクなしで屋外で集っても良いとした。
ライブやパレード、スポーツ観戦など、混雑する屋外イベントの場合は、ワクチン接種完了者でもマスク着用が義務付けられる。また、フィジカル・ディスタンスが保てないスペースで、ワクチン接種未完了者がいる可能性がある場所、屋内の公共スペース、職場、マスク着用を義務付けているビジネスや施設等では、ワクチン接種完了者でも引き続きマスク着用が義務付けられる。
新指針ではまた、バーへの営業時間制限が解除された他、屋内アーケードと屋内プレイグラウンドの営業再開が許可された。
ロサンゼルス郡公衆衛生局によると、郡内の住人50%以上がまだワクチン接種を完了しておらず、コロナ感染防止には、多くのケースでまだマスク着用が必要であることも指摘した。