LA郡、デルタ変異株の感染拡大で、すべての人に屋内でのマスク着用を推奨(6/29)

【ロサンゼルス28日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は28日、新型コロナウイルスのデルタ型変異株の感染が拡大していることから、コロナワクチン接種の有無に関係なく、すべての人に屋内ではマスク着用を推奨するとした。

 ロサンゼルス郡公衆衛生局によると、6月12日までの1週間に、郡内で確認された新型コロナウイルスの半数近くがこのデルタ変異株だった。米疾病対策センター(CDC)の報告でもまた、国全体の新規コロナ感染者のおよそ5人に1人が、デルタ変異株への感染で、これは1週間前の10人に1人の割合から大幅に増えている。

 ロサンゼルス郡公衆衛生局は、感染力が強いデルタ変異株の特徴から、店や映画館、家族用のエンターテインメントセンター、職場などの屋内で、すべての人にマスク着用を奨励するとの声明を発表。ワクチンについても、ファイザーとモデルナの接種一回目だけを終えた人には、安全性は不十分とした。

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