アップル社、カルバー・シティーの社屋 ３０００人増員へ (4/27)

 

【ロサンゼルス26日】シリコンバレー拠点のアップル社は26日、アメリカ国内で新たに２万人を雇用する計画に向けて、カルバー・シティーとサンディエゴの会社の社員枠を拡大すると発表した。

 

アップル社は、今後５年間で２万人を新規雇用し、４，３００億ドル以上の利益を創出することで、アメリカ国内の投資を加速させる計画。２０１８年に設定したゴールでは、アメリカ国内のイノベーションと技術開発に３，５００億ドルを投資するとしていた。

 

投資の内訳では、アップル社のサンディエゴ・チームの人員を２０２６年までに５，０００人以上増員するとしており、この数字は、２０１８年設定のゴールを５００％上回る。また、カルバーシティー・チームの人員も２０２６年までに３，０００人以上増やす計画で、ワシントン・ブルーバード沿いの社屋を拡張するという。

 

アップル社は今後、カリフォルニア州を含むアメリカ国内の９つの州で、最新のiPhoneやiPadProに不可欠となる、自社製シリコンの開発や５Ｇイノベーションの加速を実現させ、これらに数十億ドルを費やすことを決めている。