
私は朝と晩2回お風呂に入る。とは言ってもそれ程綺麗好きな訳でもない。浴槽に入っている時間もせいぜい3分、まさに烏の行水なのだ。その度に流れ作業のように頭から全身まで洗う。シャワーをしながらいつも同じ事が頭に浮かぶ。15年前に日本テレビで共演したタレントJOYの「僕はお風呂で身体を洗うときは全身素手で」の発言。ヘチマやタオルを使って洗うのはダサイと一刀両断。ギャル男ブームで頭角を現した時期だったので勢いは抜群だった。そうか、タワシやヘチマで洗っているのはダサイのかと思ったものだ。
あれから15年、最近では新兵器、漁師さんが使用する網をアレンジした背中洗い網が役立っている。しかし相変わらず風呂に入る度にJOYの顔が浮かぶのだ。長い間会っていなかったのに身近に感じる。実は先日久しぶりにTBSラジオ『テリー伊藤の昭和モーレツ天国』で再会したので聞いてみたら、やっぱり素手で洗っていると豪語していた。横に居た女子アナの新保さんも「私も素手で洗います。スポンジは使いません。体が柔らかいので背中にも手が届きます~。」と。そうなんです、どうやら若者世代は手洗いが主流なんです。皮膚科の先生に聞いてみると「素手でも十分綺麗になる」らしい。世界の身体洗い事情を調べてみた。
日本:50代以上はヘチマ、ナイロンタオル、ブラシ、20代~30代は泡立てから手で洗う人が増えている。アメリカ:ボディーウオッシュと布、スポンジ、ヘチマ但しヘチマは雑菌が繫殖しやすいのでシリコン製ブラシや素手が増えている。ヨーロッパ:タオル、スポンジを使用するする人も多いが日本ほどゴシゴシ洗う文化はない。アフリカ:地域によって違うが長いメッシュ状のボディークロスが主流らしい。
気になったのは、私みたいに身体が硬くて背中まで手が届かない人はどうしているのかという事だ。海外では柄の長いボディーブラシ、持ち手の付いた背中洗いブラシ、両端を持って引っ張る長い布やメッシュタオルを使用するそうだ。高齢化の中、介護用品も注目されている。それより、私のように毎日強く洗うと、皮膚のバリア機能を痛めて乾燥やかゆみの原因になる事も。ゴシゴシ洗うのは週1~2度が良いと言われても、タワシで洗う爽快感が毎日味わえないのはつら過ぎる。 そう言えば今日も歯科でドクターから「歯を強く磨きすぎですよ、歯茎に悪いです」と警告されたばかり。そうなんです、物の限度が分からないタイプなのです。チョコレートもアイスクリーム食べ過ぎ、ミッキーグッズやドジャースグッズも買いすぎ、どこまで私の迷走は続くのか。
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