メキシコ産レタス停止 米国最大級の食品卸が2人死亡の寄生虫感染拡大で警戒(8/5)

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【ロサンゼルス5日】米国最大級の食品流通企業であるSysco(シスコ)が、メキシコ産アイスバーグレタスの購入を停止すると発表した。食品医薬品局(FDA)などが調査を進めている寄生虫「サイクロスポラ(Cyclospora)」感染症の集団発生との関連が指摘されているためである。

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今回の感染拡大では、ミシガン州で2人が死亡。サイクロスポラ感染症による米国での死亡例は極めて異例で、感染による激しい下痢や脱水症状が健康状態を悪化させた可能性があるとされている。

FDAは、メキシコのTaylor Farms de Mexicoが供給したアイスバーグレタスについて調査を実施し、対象製品の摂取を避けるよう注意喚起している。感染は複数州に広がり、レストランや食品業界にも影響が及んでいる。

SyscoのCEOは、消費者の安全を最優先にするため、メキシコ産アイスバーグレタスの購入を停止し、今後は仕入れ先の多様化を進める方針を示した。Syscoは全米のレストランや施設向けに食材を供給する大手食品卸であり、今回の決定は食品サプライチェーン全体に影響を与える可能性がある。

サイクロスポラ感染症は、寄生虫「Cyclospora cayetanensis」によって引き起こされ、汚染された食品や水を介して感染する。主な症状は長期間続く水様性の下痢、腹痛、吐き気、倦怠感などで、特に高齢者や免疫力が低下している人は重症化に注意が必要である。

当局は、消費者に対し、対象となるリコール製品を確認し、疑わしいレタスは食べないよう呼びかけている。夏場は食品由来の感染症が増える時期でもあり、野菜や生鮮食品の取り扱いには引き続き注意が必要である。

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