手荷物検査が“より速く・より厳密”に進化 LAXでTSA新型スキャナー導入へ(6/22)

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【ロサンゼルス22日】ロサンゼルス国際空港(LAX)で、米運輸保安庁(TSA)が新型スキャナーへの大規模アップグレードを進めていることが明らかになりました。総額約7億8,100万ドル規模のプロジェクトとされ、空港の保安検査体制が大きく変わる見通しです。

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この新システムでは、従来のX線装置に代わり3D CT(コンピュータ断層撮影)スキャナーが導入され、手荷物の内部を立体的に解析できるようになります。これにより、保安検査官はバッグをデジタル上で回転・拡大しながら確認でき、検査精度の向上が期待されています。

利用者側にとっては利便性も向上し、ノートパソコンやタブレット端末などをバッグから取り出さずにそのまま検査できるケースが増えるとされています。これにより、従来のような荷物をすべて出す作業が減り、通過時間の短縮につながる見込みです。

一方で、スキャナーの構造上の制約により、機内持ち込み手荷物のサイズ規定がより厳格に運用される可能性も指摘されています。新型機器は投入口のサイズが限られているため、規定より大きなバッグは検査前に弾かれるケースが増えるとみられています。

今回の導入は全米規模の近代化計画の一環であり、特に夏の旅行シーズンやFIFAワールドカップ関連の渡航増加に備え、混雑緩和とセキュリティ強化の両立を目的としています。

TSAは、今後も主要空港への導入を進める方針で、LAXはその先行拠点の一つとなっています。

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