【ロサンゼルス30日】
カリフォルニア在住の日本人が知っておきたい5つのポイント
① 「避難所へ行く」だけではなく、まず自宅の安全確認
日本では、大きな地震が起きると指定避難所へ向かうイメージがあります。
しかし、カリフォルニアでは必ずしも全員が避難所へ移動するわけではありません。
建物に大きな被害がなく、安全が確認できる場合は、自宅で過ごす「在宅避難」が選択肢になります。
そのため重要なのが、
- 家の耐震性を確認する
- 家具の転倒防止をする
- ガスや電気の安全確認方法を知る
- 庭や駐車場など安全な場所を確認する
といった事前準備です。
② 72時間分の備蓄は基本 できれば1週間分を準備
アメリカの防災では、「最低72時間(3日間)」を自分で乗り切る準備が推奨されています。
大規模地震の場合、道路の被害、停電、水道の停止などにより、支援がすぐ届かない可能性があります。
家庭で準備しておきたいもの:
- 飲料水
- 保存食
- 缶切り
- 懐中電灯
- 予備電池
- 携帯電話用バッテリー
- 救急用品
- 常備薬
- ウェットティッシュ
- 携帯トイレ
日本人家庭の場合、さらに
- 眼鏡やコンタクト用品
- 日本語の薬情報
- パスポートなど重要書類のコピー
- 子ども用の日本語教材や安心できる小物
なども役立ちます。
③ カリフォルニア独自の緊急警報を登録する
カリフォルニアでは、地震発生時にスマートフォンへ警告を送るシステムがあります。
代表的なものが、USGS(米国地質調査所)が提供する**ShakeAlert(シェイクアラート)**です。
強い揺れが到達する前に、数秒程度の時間を確保できる可能性があります。
また、地域の緊急通知システムにも登録しておくことが大切です。
- 市や郡のEmergency Alert
- Wireless Emergency Alerts(WEA)
- 地域の防災アプリ
などを確認しましょう。
④ 学校に通う子どもがいる家庭は「学校の対応」を確認
日本では、地震発生時に学校で避難訓練を経験している子どもが多くいます。
しかし、アメリカの学校では対応方法が異なる場合があります。
確認しておきたいポイント:
- 地震発生時の学校の避難計画
- 保護者への連絡方法
- 子どもの引き取りルール
- 緊急時の集合場所
特にアメリカの学校では、安全確認が終わるまで保護者が自由に迎えに行けない場合もあります。
学校のEmergency Planを事前に確認しておくことが安心につながります。
⑤ 地域とのつながりを作っておく
日本の自治会のような仕組みは、アメリカでは地域によって異なります。
そのため、普段から近所とのつながりを作っておくことが大切です。
大きな災害では、
「隣の家の高齢者は大丈夫か」
「停電している家はないか」
「子どもやペットは無事か」
といった地域の助け合いが重要になります。
参考:
FEMA(Federal Emergency Management Agency)
USGS(United States Geological Survey)
California Governor’s Office of Emergency Services(Cal OES)
気象庁・内閣府防災情報誌