ピコ・ユニオン地区でノミ媒介性チフスが集団発生、LA郡で5人入院 ペットに付着して屋内へ、早期診断が重要(7/31)

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【ロサンゼルス29日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は29日、ピコ・ユニオン地区でノミ媒介性チフスの局所的な集団発生が確認されたことを受け、市民に対し警告を発した。

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 同局によると、この発表は、細菌感染症により5人が入院したが、その後回復したことを受けたものであり、同郡では症例数が増加傾向にあると指摘した。

 ロサンゼルス郡公衆衛生局はニュースリリースで、「感染したノミがペットやその他の動物に付着して屋内に持ち込まれることで、人々は自宅やその周辺でしばしばチフスにさらされる」と説明。ロサンゼルス郡では、感染したノミはネズミ、野良猫、オポッサムによく見られるという。

 同局によると、2025年には、ノミ媒介性チフスと診断された10人のうち9人が入院を必要とした。

 チフスの症状は、感染してから1~2週間後に現れ、発熱、頭痛、全身の痛み、悪寒、発疹、吐き気、嘔吐などが挙げられる。保健当局は、早期に診断されれば抗生物質での治療が可能であるため、症状がある人は直ちに医療機関を受診するよう呼びかけている。 

 ロサンゼルス郡保健官のムントゥ・デイヴィス博士は、「ロサンゼルス郡全域でノミ媒介性チフスの症例が増加し続けているため、感染したノミへの曝露を防ぐことがこれまで以上に重要になっている。地域住民の方々は、ペットに対して年間を通じてノミ駆除対策を講じ、野生動物に近づかないようにし、自宅やその周辺に野生動物が生息できないようにすることで、自分自身や近隣住民を守る手助けをしていただきたい」と述べた。

 ロサンゼルス郡公衆衛生局によると、ノミを媒介とするチフスの症例数は2010年以降増加傾向にあり、2025年には過去最多となる220例が確認された。当局によると、症例はあらゆる年齢層で確認されたという。

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