【アーバイン29日】アーバイン市当局が、早ければ2027年にも同市にプロ野球チームを誘致する提携案を発表した。29日に出されたプレスリリースによると、新チームはパイオニア・ベースボール・リーグに所属し、グレート・パーク・ベースボール・スタジアムを本拠地として試合を行う予定だという。
ラリー・アグラン市長は声明の中で、「オレンジ郡にプロ野球の新たな時代が到来する。カリフォルニア州で最も活気あふれる地域の一つとなり、世界クラスの家族向けスポーツエンターテインメントがもたらされることになる」と述べた。
新チーム誘致では、プロ野球チームのポートフォリオを所有・運営する「イノベーション・ベースボール・パートナーズ(IBP)」と提携する。IBPは昨年、ロングビーチ出身の著名なラッパー、ウォーレン・Gが一部所有し誕生したプロ野球チーム「ロングビーチ・コースト」の初年度の運営を支援した。
IBPの共同創業者ポール・フリードマン氏は声明で、「私たちはかねてより、スポーツ業界が1つの点で誤った認識を持っていると考えてきました。それは、ファンが『プレミアムな体験』と『手頃な価格』のどちらかを選ばなければならないかのように振る舞っている点です。ファンにはその両方がふさわしいと私たちは考えています」と述べた。
フリードマン氏によると、IBP傘下のチームは今後、一からプレミアムな球場体験を設計することに注力していくという。これには、高水準のアスリートによるプレーと、高級な食事、エンターテインメント、ホスピタリティを融合させることが含まれる。各チームのリーダーたちは、アジアを代表する野球リーグである日本の「日本野球機構(NPB)」と韓国の「韓国野球機構(KBO)」の伝説的な文化からインスピレーションを得て、「オレンジカウンティならではの多彩な文化の織り成す世界」を称える一助とする意向を示している。
主催者によると、参加者は、観客参加型のアトラクションやエンターテインメントに加え、アジアのストリートフードや地元のクラフトドリンクをフィーチャーしたグルメメニューも楽しめる、非常にインタラクティブで楽しい雰囲気を期待できるという。
IBPの野球運営担当上級副社長を務めるのはドン・ワカマツ氏。ワカマツ氏は、元MLB選手であり、リーグ初のアジア系アメリカ人の監督として、2015年にはカンザスシティ・ロイヤルズをワールドシリーズ優勝に導いた実績を持つ。
パイオニア・ベースボール・リーグは、全米にある4つのMLBパートナーリーグのうちの1つ。同リーグは西海岸全域で活動しており、現在13チームが所属している。
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