【ロサンゼルス30日】ロサンゼルスの人気テーマパーク、Universal Studios Hollywoodで、新たに導入される大型ローラーコースターをめぐり、近隣住民から騒音への懸念が広がっています。
問題となっているのは、映画「Fast & Furious(ワイルド・スピード)」シリーズをテーマにした新アトラクション 「Fast & Furious: Hollywood Drift」です。正式オープン前のテスト運行段階ですが、近隣のトルーカ・レイク(Toluca Lake)地区の住民から、乗客の叫び声が住宅地まで響いているとの声が上がっています。
一部の住民は、コースターから聞こえる叫び声について「ホラー映画のように感じる」と話し、特に静かな時間帯には音が気になると訴えています。
「Fast & Furious: Hollywood Drift」は、映画シリーズの世界観を取り入れた高速屋外型ローラーコースターです。
車両が回転する特殊な仕組みを採用し、ドリフト走行のようなスリルを体験できる設計になっています。コース全長は約4,100フィート(約1.2キロ)、最高速度は約72マイル(約116キロ)に達する予定で、ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドの新たな目玉アトラクションとして期待されています。
しかし、迫力あるアトラクションの魅力の一方で、周辺住民にとっては「楽しさの音」が日常生活への影響となっています。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッドは、住民からの懸念を受け、騒音対策を進めています。
対策として、
- 一部エリアへの防音シールド設置
- 線路部分での音低減対策
- 周辺地域へのマイク設置による音量測定
- 住民からの意見を受け付ける窓口の設置
などを実施しています。
同施設は現在、正式営業前のテクニカルリハーサル段階で、さまざまな運行条件で音量を確認し、規定内で運営できるよう調整を続けていると説明しています。
ユニバーサル・スタジオ・ハリウッド周辺では、パークの拡張や新施設の導入が進む一方、観光施設の成長と地域住民の生活環境をどのように両立させるかが課題となっています。
新しいアトラクションは観光客にとって大きな魅力ですが、近隣住民にとっては交通量や騒音など、生活への影響も無視できません。
「Fast & Furious: Hollywood Drift」は、2026年夏のオープンが予定されています。
映画ファンやスリルを求める来園者から期待が高まる一方、正式オープンに向けて、ユニバーサルと周辺住民との調整が重要なポイントとなりそうです。
【関連記事】
ユニバーサル・スタジオの新アトラクション「ワイルド・スピード」、近隣 住民が騒音に苦情申し立て
ユニバーサル・スタジオに来年、ジェットコースター「Fast & Furious: Hollywood Drift」登場 ツアー「Supercharged」は3/10終了
オジー・オズボーンさんを追悼し、ユニバーサル・スタジオに特設お化け屋敷 「ハロウィン・ホラー・ナイト」で45年のキャリアを網羅
スポーツへの愛が切り開いた道 エンゼルスを支える日系女性の仕事哲学