元巨人軍投手・メジャーリーガー 髙橋尚成氏

2021年2月ベースボールアカデミー本格始動
「アカデミーを通して、野球が持つ大きな可能性を伝えたい」

 

写真:ベースボールアカデミー「HMAC」を開設する髙橋尚成さん(写真左)、ヒロさん

2021年2月、オレンジカウンティにベースボールアカデミー「HMAC」を開設し、指導者として本格始動する元プロ野球巨人軍投手・メジャーリーガーの髙橋尚成さん。同アカデミーは、アメリカに野球留学、コミュニティの子供たちに野球指導を行うヒロさんと共同で開設。HMAC=二人の名前の頭文字であるH・メソッド・アカデミー・オブ・カリフォルニアの略。日米最高峰で野球人として活躍した髙橋さん、アメリカの野球スタイルや指導のノウハウを深く知るヒロさんによる集大成ともいえるアカデミーだ。

「アメリカには、野球をしている日本人の子供たちがたくさんいますが、なかなか日本語で細やかな指導が受けられる環境がないのが正直なところです。野球のスキルやテクニックはもちろん、野球を通して日本人であること、野球人であることなど広く学べる場所、異なる野球経験を持つ僕たち二人がお互いの長所を出し合いながら指導していけるアカデミーにしたいと思っています」

 


1/17(日)アーバインでアカデミー説明会開催 参加者募集

1月17日(日)にはアーバインで同アカデミーの説明会を開催。コロナ禍のため、定員:35~40人。

■参加申込み・問合せ:hmacbaseball55@gmail.com
949-691-5238

■アカデミーの詳細:インスタグラム hmacbaseball55 またはLINE:hmac-baseball

 

※新型コロナウイルス感染防止のため、スケジュールが変わる可能性もあります。ご了承ください。


野球は、自分を成長させてくれる親友

これまでの人生には常に野球があった。野球があって、自身の世界が大きく広がっていった。そんな世界観をこのアカデミーを通して子供たちに伝えたいと話す。

 

投手「髙橋尚成」としては、1999年にドラフト1位で読売ジャイアンツに入団。1年目にシーズン9勝を挙げてリーグ優勝に導き、2007年からの3連覇にも大きく貢献。その後2010年にメジャー入りを果たす。「その前年に巨人で一緒にプレイしていた上原がメジャーリーグへ行きました。僕は彼と9年間野球をやってきて彼の凄さもよくわかっていました。その彼がメジャーで投げている姿は、衝撃を受けるほどすごく輝いてみえた。僕もアメリカでチャレンジしたいという気持ちが芽生えたんです」。メジャー1年目で10勝を記録。あくまでも日本でのそのままのプレイスタイルを貫きながら、4シーズンメジャーでプレイした。DeNAで日本復帰、2015年に現役を引退した。マウンドを去ってからも、野球解説者として「見る野球」を学ぶなど様々な野球を追求し続けている。

 

将来もう一度ユニフォームを着ること、生涯野球にたずさわることを最大のゴールに掲げる。「野球は、常に横にいて自分を成長させてくれる存在であり、時には相談役にもなってくれる親友。今回このアカデミーで子供たちに野球を教えることで自分たちも成長できるし、また子供たちの成長していく過程をみられるのも大きな喜びになる。ここからプロ野球選手やメジャーリーガーが生まれるのも、一つの大きな夢です」。

 

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