日本でも異例の大ヒットを記録した映画『ジョーカー』(2019)の続編『Joker: Folie à Deux(原題)』が製作中だ。この度、前作から続投するトッド・フィリップス監督が自身のInstagramで主要撮影の終了を報告。あわせて公開された投稿写真には、続編の主要キャストに抜擢されたレディー・ガガの“豹変”した姿が写っている。
映画『ジョーカー』は、DCコミックスに登場する悪役ジョーカーの単独映画。勧善懲悪を描いてきたヒーロー映画の定石を覆すダークな世界観や、のちにアカデミー賞主演男優賞を受賞することになった主演ホアキン・フェニックスの怪演などにより、異例の大ヒットを記録。世界累計興行収入は10億ドルを超え、R指定作品の中では歴代1位となった。
予想外の反響を得た『ジョーカー』はシリーズ化が決定し、現在は第2作目が目下製作中。パパラッチによって捉えられてきた撮影の様子は、ソーシャルメディア上に投稿される度にファンをざわつかせてきたが、この度フィリップス監督によってクランクアップを迎えたことが発表された。
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「すべては主にこの2人(とその他キャスト全員)、そして映画業界が必要とするような最高のクルーのおかげ。何から何まで。いよいよ洞窟(編集室)に這って行って、すべてをつなぎ合わせる時だ。」
フィリップス監督の言う”この2人”とは、ジョーカー役のホアキンとハーレイクインを演じるレディー・ガガのことだろう。ハーレイクインといえばマーゴット・ロビー版がお馴染みだが、『ジョーカー』ユニバースではガガによる新生ハーレイが誕生する。
続編の副題にある「Folie à Deux」とは、フランス語で「二人狂い」の意。物語の詳細は伏せられているが、共依存の関係性にあるジョーカーとハーレイクインにフォーカスされた内容が予想される。ちなみに、前作と違い続編はミュージカル映画として製作されるという。ガガの歌唱シーンにも注目だ。
映画『Joker: Folie à Deux(原題)』は、2024年10月4日米公開予定。