「Cash App」創設者がSFの路上で刺され死亡 サンフランシスコの治安悪化(4/5)

【サンフランシスコ5日】デジタル決済サービス「Cash App」の創設者で、これを開発した「Square社」の元最高技術責任者であるボブ・リー氏(43)が4日午前2時半頃、サンフランシスコのダウンタウン近くで刺殺される事件が起きた。

通報を受けた警察が、リンコンヒル地区のメインストリート300ブロックに駆けつけリー氏を発見、病院に搬送されたが息を引き取った。

米テクノロジー業界で著名なリー氏は、昨年末にマイアミに引っ越していたが、先週開催された「MobileCoin」のリーダーシップサミットのためにサンフランシスコを訪問中で、友人に会うために数泊余分に滞在していたという。

警察のデータによると、今年のサンフランシスコでの殺人事件は12件で、前年の同時期に比べ20%も増加しており、治安の悪化が懸念されている。2022年のサンフランシスコの殺人件数は56件で、2021年の殺人件数もこれに等しい。

5日現在犯人は捕まっておらず、警察が情報提供を求めている。

ホームへ戻る

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。