グランドサークルを一週間で 【グランドキャニオン編 ❷】

Vol.44 ロッジ滞在で、絶景の日の出を拝むべし!

二日目、ぜひ、早起きをして日の出を楽しんでほしい。早起きはつらいが、見逃すのは勿体ない絶景だ。次回は、ホースシューベンド経由で向うアンテロープキャニオンを紹介しよう。

【グランドキャニオン3つのポイントで更に楽しむ!】

1. 宿泊は園内のロッジにて

日中のグランドキャニオンも見応えがあるが、夕焼けや朝日に彩られた渓谷は、別次元の美しさ。これらを思う存分楽しむには園内に宿泊するのが理想である。ホテルが数多くある近隣の町、Williamからは一時間ほどの時間を要するため、早起きして車を運転するのも一苦労だ。用意周到に準備をし、リムに近いロッジに泊まることをお勧めする。

予約サイト:https://www.grandcanyonlodges.com/lodging/

 

2. 渓谷内に足を踏み入れてみる

天気がよく、体調に問題がなければ、20〜30分程度でもトレイルを下ってみよう。ほんの僅か歩いただけで景観が変わり、異なった地層や壁画が次から次へと現れ、上から眺めるのとは全く違った楽しみがある。ブライトエンジェル・トレイルは気軽に歩けるトレイルだが、絶景に気を取られて歩いているうちに、何キロも下ってしまう事も。上りは思いのほかきついので充分気を付けよう。また、渓谷内の気温はリムよりもかなり高くなるので、充分な水の用意をお忘れなく。

 

3. 寒さ対策を忘れずに

グランドキャニオンに限ったことではないが、グランドサークルは全般的に標高が高いので、朝晩は夏でも冷え込む。綺麗な朝日を見に来ても、寒くて楽しめないのでは残念。昼と夜の寒暖の差が激しいので、重ね着で調整するのがお勧め。

ブライトエンジェル・トレイルでポーズをとるビッグホーンシープ

 

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Nick D (ニックディー)

コロンビア、メキシコなど中南米での十数年の生活を経て、2007年よりロサンゼルス在住。100マイルトレイルラン、アイアンマンレースなどチャレンジを見つけては野山を駈けまわる毎日。

「アウトドアを通して人生を豊かに」をモットーにブログや雑誌への寄稿を通して執筆活動中。

http://nick-d.blog.jp


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