【ロサンゼルス2日】ロサンゼルス拠点の非営利団体「 Economic Roundtable」 が国勢調査局から得た情報をもとに実施した調査から、 カリフォルニア州のホームレス人口の11% がファストフード店の従業員であることがわかった。この割合は、 ロサンゼルス郡では9%、ロサンゼルス市だと8%で、 ファストフード店の低賃金と手頃な値段の住居が不足している現状 が浮き彫りになった。
調査では、「すべての低賃金労働者は、
報告書によると、 ファストフード店の従業員の2020年の平均年収は1万6, 800ドルで、これは他産業の労働者の年収の27%にあたる。 カリフォルニア州でのこれらの労働者世帯の貧困率は、 他州に比べ3倍も高いという。
この調査ではまた、ファストフード業界が「
最新の集計によると、
また、ロサンゼルスに住居を持つ人のうち、43%が「過密住宅」 に住み、25%が月収の半分以上を家賃に充てている。報告書は、 これほど多くのファストフード店の従業員がホームレスになってい る理由として、低賃金の他に、 不安定で予測不可能な労働時間を指摘。 ファストフード店の従業員は、年間1,340時間、 つまり週26時間しか働けていないという。
カリフォルニア州のニューサム知事は昨年、