FAA、バンナイズ空港の着陸経路を低高度化 バーバンク空港着陸機との衝突リスク低減へ安全対策強化(1/28)

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【ロサンゼルス27日】連邦航空局(FAA)は、昨年ワシントンD.C.で発生した航空機衝突事故を踏まえた安全対策強化に向け、バーバンク空港着陸機との衝突リスクを低減するためにバンナイズ空港の着陸経路を200フィート低高度化する措置を発表した。
 FAAは2025年2月、アメリカン航空のジェット機と陸軍のブラックホークヘリコプターが衝突し67人が死亡した空域と類似する区域を特定するために、AIツールを活用した。その結果、重点調査対象に浮かび上がったのがロサンゼルス地域のバンナイズ空港とハリウッド・バーバンク空港だった。
 当局者は予備調査の結果から、この着陸経路の変更によりバーバンク空港到着機のTCAS(航空機衝突回避装置)警報発生件数が減少したことを確認。これを受けバンナイズ空港の着陸経路を恒久的に低高度化することを決定した。TCASは空中衝突を防止するために設計されたプログラムのこと
 ワシントンD.C.での致命的な空中衝突事故を受け、FAAは国家運輸安全委員会(NTSB)による精査を受けている。27日の会議冒頭で、NTSBのジェニファー・ホメンディ委員長は、「一連の深刻で根本的なシステム上の欠陥が重なり合い、事故を引き起こす条件を生み出した」と述べた。
 ホメンディ委員長はまた、空域の他の地域でも懸念が寄せられていると現状を話し、民間航空会社から『次の空中衝突はバーバンクで起きる』と自分に連絡がくるほどだったと述べ、FAAが安全の確保に全力を尽くす重要性を指摘した。

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