LA中央図書館が創立100周年祝う 100年前に埋められたタイムカプセルを公開(1/29)

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【ロサンゼルス29日】ロサンゼルス・ダウンタウンにある中央図書館(セントラル・ライブラリー)が今年、創立100周年を迎える。今後1年にわたり行われる祝賀行事のキックオフ・イベントとして29日、100年前に埋められたタイムカプセルが掘り起こされ、その内容が公開された。
 ロサンゼルス指定文化財に指定されている同図書館は1926年に開館し、その壁内に銅製のタイムカプセルが埋設されていた。1925年5月3日に、タイムカプセルを収めた中央図書館の礎石が5番街に据え付けられた。
 図書館財団特別プロジェクト部長のトッド・レリュー氏が100周年記念に間に合うようカプセル発掘を担当。レリュー氏は、「タイムカプセルをいかにして取り出すか、その方法論を確立するのに約1年を要した」と29日のイベントで上映された映像で語った。1925年時の写真だけが壁内に埋められたカプセルの存在を示しており、回収方法に関する指示や設計図は一切残されていなかったという。
 レリュー氏は、現在の男子トイレにある壁の奥の箱に到達するまでの煩雑な工程を説明した。穴を開け、内視鏡カメラを挿入し、テラコッタブロックとコンクリートをハンマーで叩き割ると、そこに現れたのは特注の銅製ボックスで、側面はすべてはんだ付けされていた。
 タイムカプセルの中には「ロサンゼルス公共図書館の館舎」と題されたスクラップブックが入っており、ダウンタウンの重要な建物の写真が収められていた。図書館職員全員(速記係や用務員を含む)とエヴェレット・R・ペリー市図書館長のタイプ打ちリスト、そして建築家による設計の経緯も同封されていた。
 カプセル内にはさらに小さな銅製の箱があり、図書館建設前にこの地にあったカリフォルニア州立師範学校の礎石の収蔵品が入っていた。同校は1882年に開校し、後にUCLAとなった。師範学校の箱の中には、1881年のガーフィールド大統領暗殺事件に関連する遺物と、1881年当時のロサンゼルス人口1万1,183人の記録が収められていた。
 「どちらのタイムカプセルにも、より広範な都市を代表する品々が収められており、両方に大量の新聞が含まれていた」とレルーは動画で述べ、様々なスペイン語、フランス語、ドイツ語の新聞を挙げた。
 その他の品には、世界各国の硬貨、1881年の農業博覧会の入場券、オシュコシュ・ウェスタン新聞のコピーが含まれていた。
 この1925年製タイムカプセルの内容物は数週間後、中央図書館で年間を通じて展示される予定。ジョン・サボ市図書館長は、同館が今年度の創立100周年記念行事終了時に、2026年用タイムカプセルを完成させる計画についても紹介した。現在、100周年記念特別図書館カードが数量限定で利用者に配布されている。

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※画像:Los Angeles Central Library

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