【ハリウッド18日】カニエ・ウェストは、反ユダヤ主義的な投稿でTwitterとInstagramから締め出された後、右派に友好的なソーシャルネットワークParlerの買収を申し出ている。
Parlerを買収することで、法的にはYeとして知られている彼は、ソーシャルメディアのプラットフォームをコントロールし、自分の意見の新しい出口を手に入れることになる。問題は、誰が耳を傾けるかということだ。
Parlerのユーザーベースは、主に右派、極右、リバタリアン系の新種のソーシャルアプリの中でさえ、より緩いルールと節度を持つことで言論の自由をサポートすると称して、ごくわずか。
カニエ(Ye)は、奴隷制度が選択肢であることを示唆したり、COVID-19ワクチンを「獣の印」と呼んでいたり、今月初めには、パリ・ファッションウィークでのコレクションで「White Lives Matter」のTシャツを着たりしたことで批判された。
これまでも非常識な発言は見受けられていたが、彼の音楽作品の素晴らしさから、彼自身と作品を切り離して考えようなど擁護する声も届いていた。しかし、最近の行動にはファンの中からも落胆の声が届いている。