【ロサンゼルス17日】米国郵便公社(USPS)は、街中に設置されている青色の郵便収集箱の利用について、利用者に警戒を呼びかけている。背景には、郵便物から小切手を盗み、内容を書き換えて不正利用する「チェック・ウォッシング(check washing)」と呼ばれる詐欺被害の増加がある。
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チェック・ウォッシングは、郵便箱に投函された小切手を犯罪者が抜き取り、薬品などで金額や宛名を書き消したうえで、別の人物名や高額な金額に書き換える手口。被害者の口座から多額の資金が引き出されるケースも報告されている。
USPSは特に、請求書の支払いや高額な送金など、重要な小切手を青い収集箱へ投函する際のリスクを指摘。安全対策として、可能であれば郵便局窓口で直接手渡すことや、電子決済の利用を検討するよう利用者に促している。
また、小切手を使用する場合には、改ざんされにくい黒色の耐水性インクを使うこと、口座の取引状況を定期的に確認することなども推奨されている。
一方、USPSは郵便犯罪対策として、従来型の青い収集箱の安全性向上にも取り組んでおり、盗難リスクの高い地域では防犯性能を高めた新型ポストへの交換や、利用状況が少ない収集箱の撤去を進めている。
長年、米国の街角の象徴として親しまれてきた青い郵便ポストだが、郵便犯罪の増加や利用形態の変化を受け、その役割は見直しの時期を迎えている。
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