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西克夫
Katsuo Nishi
ロサンゼルス補習授業校あさひ学園校長
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「モノに向き合うよりも人に向き合う仕事に情熱を感じたのでこの仕事についたんだと思います」あさひ学園はサンタモニカ校・トーランス校・サンゲーブル校・オレンジ校の4校で構成される。その4校をまとめる西克夫校長の人生に迫った。
東京都葛飾区出身。国税庁に勤める父と専業主婦の母のもとに生まれ、上に姉が3人いる4人きょうだいの末っ子。小児喘息を患っていた息子を心配した両親は「もっと空気の綺麗なところへ」と考え、克夫氏が小学校にあがる前に千葉県木更津市に転居した。木更津の綺麗な空気が体に合ったのかもしれない。小学時代は少年野球に励み、柔道に勤しみ、のびのびと育った。中学時代は野球部の副キャプテンや生徒会役員として活動した。
教師という仕事を最初に考えたのは野球部顧問との出会い。彼は数学の先生だった。「いい加減な先生だったんですが授業がすとんと落ちたんですよね」得意な数学を生かして近隣にあった高等専門学校(高専)に進もうと決断。高専では土木科を専攻した。ホームルームもなく大学のような雰囲気の中、多くの生徒が留年した。橋や道路をつくる現場に授業で足を運ぶたび「何か違う。自分のやりたいのはこれじゃないんじゃないか」と疑問を抱くように。勉強にも身が入らないなかで転機になったのは中学の友達からの誘いだった。「子供を夏休みにキャンプに連れていくボランティアをしてみないか」それが無性に肌に合った。楽しかったのだ。自分は人に向き合う仕事がしたいんだとわかった瞬間だった。
同級生が次々にエンジニアになっていくなかで、教職をとるために、高専卒業後、東京理科大へ進学。「異端児」と呼ばれたがもう迷いはなかった。在学中、数学の教員免許を取得し、卒業後、木更津市中学校教員となって37年間の月日を歩んできた。好きなことは時間がはやく過ぎていく。「あれ?もう終わったの?という感じで1日が瞬く間に過ぎていきます。僕を好きじゃない生徒もいると思うしそれでいい。けれど僕自身は関わった生徒を嫌いになったことはありません」
教師10年目でアムステルダム日本人学校に赴任したことも。「飽きちゃうんでしょうね。10年ごとに新しい動き方をしています」数学検定の導入に熱心に取り組み、市議会の承認を得て受験料を無料にした経験も。あさひ学園には退職後のシニア派遣でやってきた。「平日現地校に通い、土曜日は日本語補習校に通う。子供たちは我々が想像する以上にハードな日々を過ごしています。だからこそ学びに来てくれるだけで感謝の気持ちでいっぱいです。そんな子供たちと接するたびに『教育は人と向き合うこと』だと改めて実感し、教育に携わることの喜びを深く感じています」


(3/13/2025)
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