性的虐待で告発の元USC婦人科医が自宅で死亡 警察は自然死と報告(10/5)

【ロサンゼルス5日】南カリフォルニア大学(USC)で婦人科医をしていた1980年代後半から2016年までに、女子学生ら数百人を性的に虐待した容疑で2019年に逮捕されたジョージ・ティンダル被告(76)が4日、ロサンゼルスの自宅で死亡しているのが発見された。

 刑事弁護を担当するレナード・レヴィーン弁護士によると、電話で連絡が取れなかった友人の女性がティンダル被告のウェストレイクのコンドミニアムを訪れたところ、ベッドで発見されたという。ティンダル被告は死亡時、130万ドルの保釈金を支払い釈放されていた。

 現場を訪れた警官は、郡検視局に自然死だと思われると報告。検死官はタイムズ紙に対し、検死は行われないと語った。

 この事件では2021年、USCが被害者に史上最高の11億ドル以上の和解金を支払うことに合意。USCキャンパス内の保健クリニックに在職中、不適切な接触、ハラスメント、その他の不正行為で数百人の女性に告発されたティンダル被告は、その女性らの一部である16人の元患者への治療に起因する性犯罪で、ロサンゼルス郡高等裁判所で来年裁判を受けることになっていた。

 USCの学部生だった1992年にティンダル被告に不適切な行為をされ、性器を写真に撮られたと告発したオードリー・ナフジガー氏は、ティンダル被告死亡の知らせを受けて、「私たち全員の正義が否定されたと強く感じている。私は彼がしたことで有罪になるのを見たかった」と落胆した。

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