【ロサンゼルス1日】ロサンゼルス郡全域でCOVID-19感染者が増加傾向にあり、公衆衛生局は5週連続で感染者が増加したと報告している。
ロサンゼルス郡の最新データによると、入院率は7月中旬の1日あたり約250件から、8月18日現在では1日あたり422件に増加している。
郡全体では1日平均512例が報告され、前週から35%増加した。
保健省のデータによると、入院患者数の増加にもかかわらず、ロサンゼルス郡の1日当たりの検査率は比較的安定しており、8月15日の時点で1日当たり約5,000人がCOVID検査を受けたと報告されている。
公衆衛生当局によると、予防措置はすべての人、特に基礎疾患を持つ人がとるべきだが、感染率は、ロサンゼルス郡で毎日1,300人近くの患者が入院していた昨年のこの時期ほどひどくはないという。
カリフォルニア州COVID-19の公式データによると、新規入院患者数と検査陽性率はともに6月末以降、カリフォルニア州全域で増加している。
この5月、州全体の7日間のコロナウイルス陽性率はわずか3.4%であった。8月13日現在では11.2%に上昇している。
専門家たちは、陽性例の増加は、夏休みの旅行者が戻ってきたこと、新学期が始まったこと、新しいCOVIDの亜種であることと関連づけている。
現在ロサンゼルス郡で流行している株のほとんどは、オミクロンXBB型の子孫であると保健当局は述べている。
ロサンゼルス郡公衆衛生局のバーバラ・フェレール局長は、木曜日の午後に行われた感染者の増加に関するブリーフィングで、感染者がこの1ヶ月で「倍増」していることを指摘した。