ボールドウィン氏、誤射犠牲者の遺族と和解 来年撮影再開へ(10/5)

【ロサンゼルス5日】映画「Rust」の撮影現場で昨年10月、主演俳優アレック・ボールドウィン氏が小道具の銃を誤射し、撮影監督のハリナ・ハッチンス氏が死亡した事故で、ボールドウィン氏は5日、訴訟を起こしていたハッチンス氏の遺族と和解に達したと発表した

 ボールドウィン氏は5日、和解の発表ができることへの喜びをツイッターに投稿。困難なプロセスの中、皆が、ハッチンス氏の息子にとっての最善策を望み続けていたと述べ、この惨事の解決へ貢献したすべての人への感謝を表明した。

 CNNによると、ハッチンス氏の夫だったマシュー・ハッチンス氏が、この映画のエグゼクティブ・プロデューサーとなり、利益の一部を受け取ることになるという。

 マシュー・ハッチンス氏は声明で、和解に達し訴訟は取り下げられると説明。自らがエグゼクティブ・プロデューサーとなり、来年1月から「Rust」の撮影を再開し、当初の主要メンバー全員が参加する予定だと説明した。プロデューサーやボールドウィン氏への非難や責任追求に関与する気はなく、プロデューサーとエンターテイメント業界が一丸となり、ハリナの最後の作品に敬意を表してくれたことに感謝する、と述べた。

 

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