UCLAがメリーマウント大学跡と住宅地を8,000万ドルで買収(9/28)

【ロサンゼルス28日】UCLAがこのほど、閉校になったサウスベイのメリーマウント大学のキャンパスと住宅地を8,000万ドルで買収したことがわかった。大学関係者によると、土地取得額はUCLA史上最大となる。

 買収対象は、ウェストウッドの南30マイルにあるランチョ・パロス・バーデスの24.5エーカーのメインキャンパスと、サンペドロの11エーカーの学生用住宅地。この買収は、9月22日にUC機構により承認された。

 このキャンパス拡張により、UCLAはさらに1,000人ほどの学生を受け入れることが可能になる。

 UCLAのジーン・ブロック学長は声明で、「UCLAの教育に対する新たな需要が増え続ける中、この買収により、UC機構が2030年のゴールに掲げる学生数の拡大を実現できる。また、ロサンゼルスの広範囲でのつながりを強化し、研究機関の発展や公共サービスへの影響力拡大がのぞめる」と述べた。

 メリーマウント大学は、経費の高騰と入学者数の減少により、今年初めに閉鎖された。この土地には、住宅開発業者らも強い関心を示していた。

 メリーマウント大学のブライアン・マーコット学長は声明で、「私たちがUCLAを選んだのは、優れた教育で長い実績があり、私たちがここで確立した教育とコミュニティサービスの使命が引き継がれるからだ」と述べた。

 

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