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Vol.59 ワンポイント・アドバイス
最終日の7日目、ラスベガスに到着。ショーを見て、バフェで腹いっぱい美味しいものを食べて、グラドサークル一週間の旅の締め括りとしよう。
1. ナローズの歩き方
ナローズはザイオン渓谷を作り上げた、バージンリバーが岩を削って作り上げた狭渓谷。シャトルバスの終点であるテンプル・オブ・スィナワバが起点となる。歩きやすいスニーカーでザブザブと水に浸かって川を遡るハイキング(小石があるのでサンダルより靴)。トレッキングポールか杖があると便利。
スプリングデールの町で川歩き用の靴やポールのレンタルがあるが、長いハイクでなければ、普通のスニーカーで充分。一旦歩き始めると終点はないので、水位や周囲の人などを見て、どこまで行くか判断する必要がある。鉄砲水の危険があるので、事前にビジターセンターで必ず天気を確認しよう。晴れていても、上流で雨が降ると濁流となって襲ってくる可能性もあるので要注意。
2. エンジェルズ・ランディング
ザイオンの名物。起点となるのは、The Grotto Trailhead。往復約8キロ、標高差500m、所要時間は3~5時間程度。急勾配のスイッチバックを上り、断崖絶壁を鎖を伝って登っていく、スリル溢れるトレイルだ。落下事故もあるので充分な注意が必要。高所が苦手な人にはお勧めできない。鎖場を行くので、トレッキングポールは邪魔になる。滑りやすいところも在るので、靴はグリップの良いトレッキング用のものがお勧め。
3. ザイオンロッジのソフトクリーム
ここのソフトクリームが特別なのか、トレッキングの後だから旨いのかは分からないが、 家族皆、特大のソフトクリームを食べるのが大の楽しみ。因みにアメリカではソフトクリームとは言わず、ソフトサーブと言う。
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Nick D (ニックディー)
コロンビア、メキシコなど中南米での十数年の生活を経て、2007年よりロサンゼルス在住。100マイルトレイルラン、アイアンマンレースなどチャレンジを見つけては野山を駈けまわる毎日。
「アウトドアを通して人生を豊かに」をモットーにブログや雑誌への寄稿を通して執筆活動中。