血液不足深刻化でトーランス市トラウマセンターが一時閉鎖(1/13)

【ロサンゼルス13日】輸血用血液の不足が全米各地で深刻化する中、トーランス市のHarbor-UCLA Medical Center内トラウマセンターが10日、血液不足のために2時間にわたり閉鎖を強いられたことが分かった。

 Harbor-UCLAは、ロサンゼルス郡ヘルスサービス局が運営する3つの公共病院のうちの1つ。 同センターの広報は12日、複数の病院に輸血用血液を分けてもらえるか問い合わせたという。

 アメリカ赤十字社は11日、ここ十数年で最悪規模の輸血用血液不足に直面していると報告。その原因は、オミクロン株の台頭で拡大するコロナ感染や冬場の厳しい気候とみられ、アメリカ赤十字社は、献血者が10%減少し、学校やカレッジでの献血運動は62%減っていると現状を報告した。

 

 

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