LA郡コロナ入院数が増加傾向、オミクロン株による冬期流行を懸念(12/16)

【ロサンゼルス16日】ロサンゼルス郡で新型コロナウイルスの入院者数が上昇し続けており、オミクロン株による冬期の流行の前触れである可能性が懸念されている。

 カリフォルニア州公衆衛生局が15日に発表した、ロサンゼルス郡におけるコロナによる入院患者数は770人で、一週間前に比べ約100人増加。11月末からだと200人近く増えている。770人のうち、179人は集中治療室に入院しており、14日の184人から減少した。

 ロサンゼルス郡の15日のコロナによる死者数は19人で、死者総数は2万7,369人。新たに1,850人のコロナ陽性が判明したが、一日あたりの平均陽性率は1.2%と比較的低い数値を保っている。

 ロサンゼルス郡では15日までに、オミクロン株への18件の感染が確認されている。

 先週のデータから、ロサンゼルス郡の12歳以上の住民の83%が少なくとも一回のワクチン接種を受けており、75%がワクチン接種を完了した。

 オレンジ郡では、15日のコロナによる入院患者数は206人で、今月初めて200人を超えた。これら入院患者数の87%が、ワクチン未接種者だったことがわかっている。

 

 

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