【ハンティントンビーチ16日】ハンティントンビーチの海岸線で15日、フットボール場ほどのサイズの油膜が確認され、米国沿岸警備隊は、10月に起きた破損パイプラインからの原油流出に関連しているかどうかについて調べている。
ハンティントンビーチ市警は16日朝、海面の油膜はボルサチカ・ステートビーチの沖およそ2マイルの地点で見つかったことを確認。サイズは長さ150ヤード、幅20ヤードほどで、最も陸に近く伸びている場所は、ワーナー・アベニューが海岸線とぶつかる地点。
米国沿岸警備隊は原因について、10月の原油流出事故か、14日の暴風雨が影響した可能性もあるとして、慎重に調査を行っている。
警察当局には15日午後7時頃から、原油のにおいがするとの住民からの苦情が相次ぎ寄せられた。
15日夜には、野生動物が生息するボルサチカとハンティントンビーチの湿地帯に原油が流入しないよう、砂の防御壁が作られるなどした。