【ロサンゼルス14日】南カリフォルニアは14日、激しい嵐に見舞われ、最近発生した山火事の跡地は土砂が流出しやすく洪水が起きる危険性が高いことから、住民への避難指示が出された。
避難指示や警告が出された地域は、ユカイパ、リバーサイド郡、オレンジ郡、フォンタナ、サンタバーバラ、モンロビアなどの一部地域。
夜通し降った激しい雨のために、ロサンゼルス国際空港(LAX)へ向かうセプルベダ通りのトンネル内の1レーンが水没し、午前9時以降はトンネルが閉鎖された。また、午後2時頃にはLAXで停電が起きたが、すぐに復旧した。
各地で道路が水没する被害が報告されており、ノースハリウッドのランカーシム通りとムアパーク通りの角が水浸しになり、サンファナンドバレーでも複数の道路が水没。カルトランスは、水没した道路は前進せずに引き返すようドライバーに警告した。
ビッグベアへ向かう州道38号は14日、大雪のために一部が閉鎖された。カルトランスは、スキー場へ向かう車両はタイヤチェーンを準備するよう呼び掛け、なるべくなら嵐が去るまで出発を延期するようアドバイスしている。