【ロサンゼルス20日】一時は新型コロナウイルスのエピセンターだったカリフォルニア州だが、ジョンズ・ホプキンズ大学が集めたデータによると、18日時点で同州の10万人あたりの新規感染者数は24.99人で、全米最低レベルを記録した。
カリフォルニア州ヘルス局によると、過去8週間にわたり、カリフォルニア州の一日の新規感染者数平均は8,172人で、死者数平均は92人。18日時点で州民の77%以上がワクチン接種を受けた。
米疾病対策センター(CDC)によると、カリフォルニア州は15日、これまで高かったコミュニティーでのコロナ感染率が大幅に低下した全米3州のうちの一つとされたものの、18日には再び増加に転じた。
2020年12月、カリフォルニア州は全米で初めて、新型コロナ感染者数が200万人に到達。18日時点でのコロナ感染者総数は、440万6,854人。
カリフォルニア州に次ぎ、州民10万人あたりの新規感染者数が低かったのは、メリーランド州の25.34人、ニュージャージ州の26.74人だった。現在国内で最も感染が深刻なのがフロリダ州で、州民10万人あたりの新規感染者数は262.30人。