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一区切り。今とこれから、大切にすると決めたこと
通っていたAlexander Techniqueのプログラムが無事終了しました!
私が習っていた先生は、Leonardo DiCaprioやMargot Robbie、そして私の大好きなRachel McAdamsなど、多くの憧れの俳優さんが新しい作品に挑まれる際に、演じる役を身体に落とし込むための準備をサポートされています。本当に素晴らしいレッスンの日々でした。
先生と話していると、Alexander Techniqueは演技のテクニックであると同時に、生き方でもあることを実感しました。 “I have time(私には時間がある)”と自分を説得することが大切なレッスンの一つなのですが、(落ち着いた状態でシーンを始めないと、焦って正確性を欠いた大きな行動ばかりしてしまうため)それは人生にも同じく言えることで、状況をしっかりと観察・分析せずに突っ走って上手くいくことは、個人的にはあまり多くないということに気付かされました。今は色々と不安な時期ではありますが、焦らず丁寧に過ごしていくことで、周りの環境や自分の心の声がより強く、深く聞こえるようになっている気がします。俳優としての生き方はきっと、忙しい中でも、世の中の刺激と自分の感情に蓋をしない強さやスキルが問われているのだと思います。五感をしっかりと磨いていきたいです。
また、シーンの中で、自分では気付いていなかった指摘を頂き、新たな世界が開けた気がしました。同時に、今まで乗り越えたい、到達したいと思っていた自分の持っていき方は確実に達成できるようになっていて、少しばかり自分の成長に嬉しくなりました。私が持っている癖を指摘して頂き、それを崩すための練習を先生と重ねながら、今は改善に向けて努力を続けているところです。自分の癖が身体的にも思考的にも精神的にも、役と環境の間で妨げになって欲しくないので、しっかりと自分の直感を信じて役にのめり込むために、これは俳優として必要不可欠な作業だと思います。
私は作品を通して、観てくださった方が「この世界に、自分と似た苦しみ方をしている人がいる」つまり、一人ではない、と感じてもらえることを目標に、俳優の道を志しています。そのために、頂いた役を1秒1秒丁寧に演じたいので、まだまだ磨いて頑張っていきたいです。

(2/26/2026)

北川 悠理 (きたがわ・ゆり)
幼少期をロサンゼルスとサンディエゴで過ごし、日本に帰国後、2023年までの約5年間アイドルグループ「乃木坂46」のメンバーとして活動。卒業後、単身渡米。UCSDに留学し、演技と映画制作を専攻。2025年、本格的にLAに拠点を移し演技の専門学校を修了。映画や舞台の脚本執筆、書籍の出版など新米作家としての一面も。
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