LA郡で今シーズン初のインフルエンザ死亡例 まだ低水準だがホリデー期突入で感染増加に注意(11/24)

【ロサンゼルス19日】ロサンゼルス郡公衆衛生局は19日、郡内で今シーズン初のインフルエンザによる死亡が出たと発表した。同局によると、この死亡者は高齢で基礎疾患があり、インフルエンザワクチンを接種していなかった。
同局によると、今シーズンはこれまでのところインフルエンザの感染活動は低水準に留まっているが、今後、休暇で人々が移動し、屋内で集まる機会が増えるにつれて感染は増加すると予想されている。
公衆衛生局および米疾病対策センターは、生後6か月以上のすべての人に、毎年インフルエンザワクチンの接種を推奨している。
同局のマンツ・デービス医師は、「自分自身を守ることは、地域社会の安全を守ることにもつながる。シンプルでありながら効果的な対策を取ることで、リスクを軽減することができ、それは、頻繁に手を洗う、体調が悪いときは家にいて他人から離れる、混雑した屋内空間や、感染リスクの高い人々の周囲、あるいは症状があるときは、ぴったりとフィットするマスクを着用することが大事。これらのシンプルな対策が、インフルエンザの蔓延を遅らせ、周囲の人々を保護するのに役立つ」とアドバイスしている。
公衆衛生局によると、2024年から2025年にかけて、ロサンゼルス郡では、独自の公衆衛生局を持つロングビーチとパサデナを除いて、334人のインフルエンザ関連死者が報告された。ロングビーチでは、22人のインフルエンザ関連死者が報告された。

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